2006年11月30日 (木)
2006年11月29日 (水)
近代化と伝統の狭間で。
ケニアはアフリカでも有数の近代国家。って近代の意味ちゃんと知らないから補足→先行途上国ってこと。
マサイだって学校に行き、大学に行き、スーツでビシッとキメて都市で働く。
男の子ならカッコイイ靴や帽子がほしい。女の子ならカワイイ服やアクセサリーがほしい。日本人と求めるものは同じ。
でもそれだけじゃない。伝統的な生活、服、スタイルを続けている人もたくさんいる。
今日は日本の伝統文化の保存の仕方って最高だなって思った。普段は全員が同じライフスタイル。誰も堅く伝統を守った生活をしている人はいない。でも、ある程度なら残ってる。
伝統文化の消滅なんて聞いたことあるけど、仕方ないじゃんって思う。自由なんだから。誰も親の跡を継がない子を責めることなんて出来ない。絶対に責めちゃいけないと思う。自由なんだから。消えたなら消えたで仕方ない。ちょっと残念だけど、感じるのはその程度で十分だ。
この前まではマサイのライフスタイルにすごく興味津々だった。面白いなぁって思ってた。実際マサイのアクセサリーとか大好きだし。あのやる気のないダルダル感とかおれにピッタリだし。でも文化ってのは飾り物やライフスタイルだけじゃない。そこには規律がある。国内法なんかよりずっと重んじられる規律。
マサイの男は何度でも結婚できる。年をとればとるほど威厳は強くなって、ジジィになって10代の娘と結婚なんて珍しくない。男にとっちゃまさにハーレムな社会。おれも少しは(いや、かなり)うらやましいと思うよ。
でも、男にとって最高なことってだいたいは社会的に最悪なコト。なんせ男はみんなエロだから。身も心も健康な男でA○見て無反応なヤツいたら人間国宝になるべきだ。
話だいぶそれたね。。。
今この学校に残ってる生徒はなにもRuffiだけじゃない。いろんな理由で他にも何人か残ってる。その中にGraceってマサイの女の子がいる。
今日はGraceと初めて長々と話した。そこで、家が近いし、自分で行けるのに、なんで帰らないで残ってるのか聞いてみた。驚愕だね。理由は、親に知らないジジィと結婚させられるからだって。。。たった16歳の女の子がだよ!?エロジジィとの性欲結婚!?じぃさんもう逝きなさいって思った。(大人しめだけど、その時は普通に「死ねぃ!!」って思った…そんなこと書けないよ。w)
この瞬間にマサイの文化が嫌いになった。もの珍しさでチヤホヤする旅行会社やテレビ局、観光客。もし今度見つけたら牛のウンコ投げてやる。
自分もそうだった。文化のキレイなところしか見えてなかった。その下にある汚くて、ドロドロで、古臭い部分まったく知らなかった。一夫多妻があるのは知ってたけど、ただ文化の違いを感じて酔ってるだけだった。
おれは酔うために来たんじゃないのにね…
Graceはホントに普通の女の子なんだ。オシャレやテレビが大好きで、恋愛好き。そんな子にマサイの文化守れよ!なんて言えるわけない。もし誰かがそれ言ったら、おれのウンコ投げてやる。くせぇ~どぉ~。プ~ンじゃなくて、ツ~ンとくるんだ。
Graceに将来自分はどうしたいのか聞いてみた。大学までいって、ナイロビでビシッとスーツ着て働きたいんだって。こういう子たちが将来のケニアをもっと賑やかにするんだと思う。伝統しか知らないエロ男は何もできやしない。成長の足手まといになるだけだ。
Graceだけじゃない。Mosesってマサイの男の子もそう。彼のコミュニティは断固として近代化を拒んでる。教育を受けることすら許されてない。彼はウチの学校に来るために1年以上も親を説得し続けて、ようやく来れた。
この子おれんとこをDr.Kosukeって呼ぶんだ。w 初めてそう呼ばれたとき「医者じゃねぇし!それイヤミか?おいイヤミなのか!?」って思った。原因は他の先生が総動員して解けなかった数学の問題を解いたから。。。ていっても中3くらいの問題ならねぇ~。
この子がどうしても学校に来たかった理由。将来、法律家になりたいから。ものすごい勉強熱心。メチャクチャ賢いし。
ケニアが徐々に成長してきて、どんなに伝統的なスタイルの中にどっぷり暮らしてても、新しいものが見えてくる。興味を持つ。憧れる。自分の文化から離れてく。
離してもらえないことも…
それはまだまだケニアが途上国だから。日本でいったら、鎖国とか明治維新くらいのときにあったのかな。新しいものを見つけて、そっちへ行きたいのに行けなくて…って伝統と近代化の狭間で苦しむ人が。
確かに文化は重要だし、消えたら寂しいけど。それはあの子たちには関係のない話。あんな古臭い規律が今の若者に合うわけがない。今更バガボンドの武蔵が日本にいたら、ただの変態でしょ。マサイのアクセサリーやダンス、歌が特技ってくらいの程度で出来たら十分なんだなって思った。
伝統文化は自分のもの。だから残そうと捨てようとそれは自由。他の誰のためでもない、ましてや観光客のためじゃない。自分だけのものなんだなって思った。
そうそう。今日Ruffiのお父さんが引き取りに来た。姿が見えた瞬間Ruffiが泣き出した。よっぽど帰りたくないんだって実感した。そこで少しお父さんと話しようと思ったらCharlesから一言。
追い返すぞ!!
!?
すべてのゲートの鍵を閉めました。結局お父さんあきらめて帰ってったし。ちょっとくらい話聞きたかったよ…
。。。今日なげっ!!
2006年11月28日 (火)
生命線が…
途絶えました。
おれの今の生命線。
お金でもない、PCでもない、メシでもない。
そうそれは…
クレジットカード!!
が止まってました。
弊害発生。
港町マリンディへの航空券は支払い済み。
ホテル予約済み。
このままだとホテル代支払えません。
高校以来の野宿か…
やってみるか。
行くしかないんです。
なぜならキャンセル料を払うお金もないから…
今月でネットも止まるでしょう。
外出も出来なくなるでしょう。
この誰もいないホリデー。
自分から監禁状態になりました。
どうしよ。
おれも街で物乞いしようかな…
か、
ICYEの規則に違反してバイト始めようかな…
2006年11月26日 (日)
イヤだ…
昨日はたくさんのイヤなことがあった。街でカツアゲされたのもそうなんだけど、もっと、ずっとイヤなこと。。。
不幸ってどういうことなんだろう。
貧乏?
事故に巻き込まれること?
親がいないってこと?
障害をもっているってこと?
カツアゲ?
ハゲ?
リストラ?
たくさんあると思う。人それぞれの不幸に順位はつけられない。でも昨日感じたことは過去ワースト。
ナイロビに行く前にWilliamとムダ話してた。Ruffiの親はちゃんと迎えにくるのか聞いた。あの子の家が抱える問題って何?ってことも聞いた。
Ruffiのホントのお母さんは小さい頃に病気で亡くなってる。そのあとしばらくしてお父さんが再婚。この新しいお母さんが最悪。
Ruffiのことをイジメる。ってかもはや虐待。。。
朝早くからRuffiを小さな部屋に閉じ込める。夜お父さんが仕事から帰ってくるまで。理由は簡単。コミュニケーション。何を言ってるのかわからないから。
Ruffiは朝から晩まで何も食べれない。1日中暗い部屋の中で一人ぼっち。休みが明けると、もともとスリムな子なのに激痩せして帰ってくるらしい。
言葉にならない感情ってのを知りました。
Ruffiはスゴくいい子。真面目で、元気で、明るくて、賢くて、ダンス上手で。コイツの笑顔と笑い声に値札がつくなら、$100万は軽く越える。
お母さんが閉じ込めたくなる気持ちもわからないでもない。おれも来たばっかりの頃は、よく手話を見ないように目をそらしてたから。非道にも「しゃべれよ!」って思ったこともあった。
だからそのお母さんを頭ごなしに責めるつもりはない。ただ、Ruffiのこと好きになってほしいなって思った。もっとよく見てあげてほしいな。そうすれば、手話がわからなくても感情がわかるようになってくるから。
理解不能ってのはキツイけど、モヤシですら耐えられたんだから大丈夫っしょ。もうオバちゃんとオバァちゃん境くらいだっていうし。
2人がちゃんとコミュニケーションとれるように、Ruffi専用の手話辞典を作ります。Ruffiが欲しいもの、したいこと、喜怒哀楽、生活する上で必要最低限のリストを作る。
それでも改善されなかったら、WilliamとCharles、キセリアンのおまわりSamsonと行きます。Ruffi宅襲撃。
ケニアの田舎の年よりは、先進国の人はなんでも出来ると思ってる人が多い。それ最大限に利用します。ウソでドレスアップした脅迫状を渡す。
日本の外務省職員でも名乗ってみようかな…w
Ruffiはまだまだオリジナルのサインをたくさん使う。ってことで、今日は1日中Ruffiんとこ変態並みにジーっと見てきます。
2006年11月25日 (土)
きついな。。。
おれは今日までにケニアに来て2度泣いた。うれしさからだったり、寂しさからだったり。そして、その2回ともおれを泣かせたのが…
Stella
前の記事に書いたけど、この休みは学校に残るって言ってた。父さんや母さんもそう言ってた。
でも午後になってStellaの里親のおばさんが迎えに来た。おれは自分の部屋で旅行の計画考えたり、洗濯物したりしててそれに全く気が付かなかった。
deafの子たちがおれの部屋に来るとき、ノックと同時にドアが開く。中で返事があっても聞こえないから。目で確認するしかないから。
入ってきたのはStellaだった。ガムでもほしいのかなって思ってたら一言だけ言って出てった。
Bye。。。
サインも使わずに、この一言だけ。おれの聞き違いであってくれって思った。発声は正確じゃないし。「なんで?」って聞き返した。どうしてもおれの聞き間違いであってほしかった。
でもStellaのサインを見て確信。
なんでかな。もう何度も書いてるけど、年明けにはまた会えるんだ。それがわからない年齢じゃないし、、、21だし、おれ…
1ヶ月ちょっと会えないってことが問題じゃない。明日Stellaがココにいないってこと、あさっても、その次もいないってコトだけでツラかった。
もう何も言葉が浮かんでこなかった。ただあとをついて行くことしかできなかった。Ruffiとおれの2人で見送り。
ホントは喜ぶべきときなんだよね。でもそれよりも寂しさの方がずっと、ずっと大きかった。初めてこの学校に来たときのおれから今のおれは想像できないと思う。ここまで自分の生徒に気持ちこもるなんて考えてなかった。
ウチの子たちは表情から相手の気持ちを読み取る。たぶんStellaは感づいたんだろうな。このとき空いてる左手で言ってきた。
また来るよ。
って。必死になんて言おうか考えてたことが全部カラッポになっちゃった。
なんなんだろうね。スゴく変な気分。
言葉だけじゃ足りなかった。手話だけでも足りない。握手だけでも足りない。
そうか。だからHugがあるんだ。ケニアに来てから今まで何度も形だけのHugをしてきた。今日ようやくそのホントの意味がわかった気がする。
でも正直それでも足りなかったような気もする。まだまだ探さなきゃいけないことがたくさんだ。
けっきょく最後まで何も言えなかった。
ウチの子たちと一緒にいた時間。まだ2ヵ月半くらい。最初の半月はオリエンキャンプだったからね。たったそれだけの時間で今日の寂しさ。おれまだまだココにいなきゃいけない。来年どうしよう。。。
帰るか、帰らないかでいったら、帰る。
でも
帰れるか、帰れないかでいったら、きっと帰れないんだと思う。
今日の空は快晴。雨季の終わりももうすぐなのかな。何事もなく家に着けそうだ。
Merry Christmas, Happy new year to you...
And have a happy holiday!
って今になって思いついてもな…
きっとStellaは今よりもっと太って帰ってくる。おれも負けてらんないな。おれ激太りしよ。この休みに色んなことたくさん蓄えよう。
2006年11月24日 (金)
さらば!
終業式。
ヤだ!みんな実家に帰ってくし…
今日はウチの子たちがダンスを披露した。一番右のAnnがリードしてマサイのダンス。なんかドキドキした。このダンスすごくセクシーなんだ。特に女の子がメインで踊るところなんか、Fridahみたいなチビでさえレディに見えてくる。
少し話は飛ぶんだけど、おれがケニアで参加してるコミュニティの一つにナイロビライオンズクラブがある。父さんに勝手に入れられた↓
左下にいるのがそのクラブのトップのオバちゃん。正直おれはあんまりこのクラブ好きじゃないんだ。金持ちが趣味で色んな奉仕して、定例会で自慢し合うような、そんな感じ。
もちろん。使いようによっちゃ有益なんだけど… 今日の終業式では学校に色んなものくれた。幼稚園組のためのオモチャだとか、学校に設置できるテレビだったり。
ダンスが終わると、おれは式から退場。あとの先生の話とか興味ないし。なんかおれが話す場面もあったらしいんだけど、スルー。
そんなことしてる暇なんてない!
ウチの子たち連れ出してハシャギまくった。
Alex!Annの弟。。。ってこの日初めて知った。全然似てないんだもん。よかったAnnはこんなおもしれー顔にならなくて。w 小学校前のチビたちの中でコイツとが一番コミュニケーションとれる。たぶん笑いのツボが一緒だからかな。かなり気が合うんよ。おれがやられてムカっとくることやると、いつもコイツもムカッとするし。
まぁ年が明けたらまた会えるってわかってるんだけど、なんか寂しい。考えれば考えるほどローテンション↓
終業式が終わると、続々と子どもたちの親が迎えに来た。大きい子とかは一人で帰って行ったり。
見てよこの3人。同じ顔…w
お母さんが来たとき、Celestineなんか泣き出しちゃってさ、ずっとお母さんの横に座ってた。やっぱ寂しかったんだね。このくらいの子が何ヶ月も両親といないってキツイんだろうな。まぁおれはたぶん何年でも家族と離れてたって気にならないんだけど…
コレは親不孝??
この写真はこの子のお父さんに撮ってもらった。
なんかようやくコイツのHit &Awayから解放された。追いかけると、自分から逃げ道のないとこに行って、追い詰められて、悲鳴あげて…
周りからはまるでおれがセクハラしてるみたいな視線。。。
してないよ!ちょっとドサクサに紛れて抱きついたり、かついだりしてるだけだよ。。。いいじゃんねぇ、そのくらい。
そうそう今日Agnes来たんだけど、ダメだった。。。なんかこっぱずかしくて、一緒に写真撮ろう!って言えなかったよ↓
なんかAgnesのお父さんがおれのためにマサイの色んなギフト用意してくれてるらしい。
そこで質問。
どうやったらワシントン条約をかいくぐれる??
日付がかわって、今朝。CharlesとWilliamに会いに学校へ。そこで予想外の人に遭遇。なんと日本から両親が… ウソウソ。
StellaとRuffiがいた。Williamが言うにはRuffiの家は近くなんだけど、家庭内で問題が絶えないらしい。だからここに残ってる方がイイんだって。Stellaは前にも書いたけど両親がいない。里親の親戚の家に行くのかなって思ってたら、ここに残るんだって。
始め何も知らずに2人を見つけたとき、マジ嬉しかった。でも話聞けば、かんたんに喜んでいいことでもないな…って思えてくる。
さっき決めた。
実家に帰ったどの子どもたちよりも、最高のホリデーをこの子たちにプレゼントしよう。それがおれからのコイツらへのクリスマスプレゼントだ。
PARTY!!
夕べはdeafのクラスで、テストの打ち上げ&クリスマスパーティーをやった。スポンサーはおれ!…しばらく節約生活だ。
おれは朝からナイロビへ買出し。Williamはキセリアンで買出し。教師も入れて全員で29人。材料費ハンパじゃなかった。牛肉10キロのかたまりなんて初めて見たよ!
5時から調理始めて完成したの10時だった…
途中でおれは寝ました。
起きたらこの状態。みんなバクバク。おれが買ってきたクラッカーも勝手に使われ↓
コウスケに1個とっておいたよ!って言われても… こんな時におれ一人パン!なんてやったって↓
やりました。
この日ちょっとだけ自分のクラスが嫌いになりました。あの微妙な空気キライです。。。
なんでかおれの食事の邪魔ばっかしてくるHannah。食え!自分のメシ食ってろ!
あげくに「トイレ行きたいの!てか眠いの!」って言っておれに当たってくるし。。。
一人で行け!って言えないおれ。トイレに連れて行き、そのあと少し経ってからお開きにした。
このとき11時半。
おれの部屋や子どもたちの寮がある敷地の入り口には、防犯のためにこんな感じのゲートがあるんだけど、夜9時過ぎると鍵かけられます。11時半です。
入れません。
子どもたちから「お前なんとかしろよぉ~」みたいな冷たい視線。
頑張った。
もう中では全員寝ついてるから、やりました。
騒音!!
ゲートを蹴ったり殴ったりガンガン!
英語でオープン!
日本語で開け!
。。。父さんが開けてくれた。怒られた。かなり厳しく↓ウチの父さんかなりおっとりしてて、いつもニコニコしてるんだけど、この時はキャラが違った。マジで怖かった…
おれが幹事やるときは昔からトラブルがついてまわる…
2006年11月21日 (火)
雨季の合間にポカx2
今日はホントにイイ天気だった。最近は毎朝霧が立ちこめ、雨が降りって感じだったのに、今日は朝からいつもより温かかった。厚着せず、朝から半そで出勤。
昨日で年末テストも完全に終わり、今日は生徒も先生も丸1日フリー。もう今年は授業がないからWilliamは帰省。。。
ってことで今日もコイツらのお守り。今日こそ大人しくさせてやろうと思ってたけど、やっぱりムリでした。カメラ出した瞬間にヌーの大群に襲われた。
もう今日は先生も自由ってことで、
逃げました。。。敷地外へ。
Ngong hill。標高は富士山に匹敵。今おれが住んでるところがすでに2000m越えてるからね。毎晩酸欠で寝苦しいです。この前この丘に登った時ものすごい頭痛に襲われました。。。
それって高山病??
これだけ雲があってもココではイイ天気。雲が見えないときは、自分らが雲の中にいるとき… これは学校の裏から丘の下を望んでます。コッチ側は緑がキレイなんだけど、反対側はカラッカラッの大地です。
この辺を昼まで延々とウロウロしてた。
昼食のあと覚悟決めて学校へ。
一輪車の中にサル発見。ってか、コイツの名前知りません。たぶん誰も知らない。サインネーム(いちいち名前を指でスペルするの面倒だからみんな自分のサインをもってる)しか知らない。。。
コイツはね完全にメンタルにも障害持っちゃってるんだ。学習スピードが100歩進んで、99歩下がるような感じ。喜怒哀楽の変化も他の子たちより遥かに少ない。
おれにションベンかけようとしてきます。この前なんか※※※出したまんまトイレに抱きかかえて行ったよ。靴にかかったよ。。。
なんかカメラに興味持ち始めたから逃げた。教室へ全力疾走。
みんな教室で思い思いに時間を過ごしてる。写真は左からRuffiとFridah。deafの人たちは太鼓をよく使う。太鼓の音は耳だけじゃなくて全身に響くからね。ウチの子たちがダンスをするに太鼓は欠かせない。
左がJenniffer。スペルは当てにしないでください。近所のお嬢様です。ヤンチャなお嬢様です。スゴくケンカ早い。しかも叱られるとすぐに泣く。。。
こんな子ってどこにでもいるんだね。
この子たちと一緒にいられるの、あとほんの数日だ。この子たちのいない、ここでの生活が考えられない。しかもそれが1ヶ月以上も続く。確かに自分の時間を十分に確保できるイイ時期なんだけど、それよりこの子たちにグシャグシャにかき回されてるほうがイイかな。。。
そんなわけで、休み中の計画少しずつ考え始めた。とりあえず始めのうちはナイロビ周辺で放浪しようかなって思う。色んなとこをもっとじっくり見ようと思う。
97?98年に爆破テロにあった旧アメリカ大使館跡や、独立記念公園、国立博物館。あとは時間とお金に余裕があったら行ってきます。サファリ。でも少し料金調べたけど高すぎ…
さぁ明日は入国管理局に行ってくる。明日こそ滞在延長を終えてやる!ケニアの公務員、日本の公務員より仕事遅い…
早く雨季終わんないかなぁ~
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学級崩壊。。。
もうタイトルの通りです。
今日とうとう起こりました、学級崩壊が…
今朝Williamから言われたおれの今日1日の任務は、チビたちのお守り。それ聞いた瞬間に「ムリだ!」って思った。もう今更コミュニケーションなんて問題じゃない。そんなもん出来るわけない。
一番おれを悩ませたのは、こいつらは誰の言うコトも聞かない。わがまま、泣き虫、ケンカ早い、注意散漫。。。まさに人間の原点ともいえるような方々。カナダのゴ○ラの方がまだマシです。
他のクラスの子たちは今日までテスト。でもチビたちは先週で終わってて、今日はほとんど自習みたいな感じ。。。自習するわけがない。授業開始10秒で泣き声が出た。20秒後、ほかのとこでも泣き声。30秒後、木の枝が宙を舞った。。。
こんなペースで何かが起こるこのクラス。絶対Williamにハメられた。無理矢理座らせようと引きずると、逆におれが引きずられ。ケンカを無理矢理に引き離すと、両サイドから鉛筆投げられ。泣いてる子の面倒見てると、おれの袖で鼻水ふかれ。。。
限界です。もうムリ。こんなやってられるか!帰国だ、帰国!!って思って逃げようとすると、捕まえられ。ひたすらスーダン並みの混乱の中で耐えるしかなかった。
見てよ、コレ!みんな完全に自分だけのベクトル持ってるでしょ!?こんなん一つに出来ません。ベクトルの合成の仕方なんてもう忘れたぃ!!もう自分の意思とは無関係に口がピクピクし始めた。。。
今日chaosのサインを覚えました。。。
それでもまだマシだったのは、このときはみんな教室の中にいてくれた。でも!だんだんと異変が起こり始めた。色んなとこに気をとられているうちに、気が付くとチビの数が足りない。。。
このときすでに3人しか教室にいなかった。みんな逃亡。見て、見て。左の超眼垂れてる子。コイツはこの後、右の子をシメるために2人で外へ出てったんよ。お前ら中学生か!?って、言ったよ。日本語で。今日テスト中で静かな学校には、おれの日本語の悲鳴がよく響きました。
もう止まりません。いくとこまでいきました。
今日emptyのサインを覚えました。。。 こんな感じで今日のおれの戦いは終わりました。惨敗です。 最後の授業が終わったとき、こんなに解放された気分を感じたのは初めてでした。もうイヤです。明日は学校行きたくないです。 高校の時、興味本位で保育士めざしたのすぐに気が変わって正解だった。おれにはムリです。こいつらは完全にノーコン、ノーブレーキでどこまでも走ってく。 明日から始まりそうです。昔GTOで読んで笑ったアレが。。。 先生の登校拒否。 そのまんま、上の真ん中にいたHannahまでも外へ出ていき、教室の中はカラッポに… 見てよ、後ろの棚。今日壊れたんよ!散らかり放題の椅子とゴミ。。。 コレが学級崩壊です。
授業の最後にみんなでハイ・チーズ。あぁ~あ~みんな大人しくしてりゃ可愛いんだけどな… こいつら全員が可愛い顔した悪魔だ。 そりゃ日本のどっかの校長先生も「疲れた…」って言いたくなるわ。
2006年11月19日 (日)
無謀な挑戦。
昨日寝る前に思った。この土日で生徒たち全員と話そう!って。でも昨日寝る前ってことは実質あと1日しかない。今日の始まりは遅かった。。。寝坊↓
寝ぼけてフラフラしてると、日向ぼっこしてるFaithを発見。
右側のピンクのシャツ着てるのがFaith。左のは昨日のエロ教師。。。
Faith超美人でしょ!?この学校に来て初めて会った生徒がこの娘だったんだけど、頭ん中で思いっきりガッツポーズしたの覚えてる。
Faithは両脚に障害を持っていて、杖なしじゃ歩けない。しかも今足の裏を火傷していて、立つこともままならない。なんか退屈そうだったから、このまましばらくデレデレと(おれがね)話してた。
気がつきゃもう昼過ぎ!
そっこう学校へ。
Mercy発見。スペルあってるんかっちゃ…
この子は普通の健常者。都会のニオイがプンプンしてる。英語がペラペラなんよ。田舎でこの年の子が英語ペラペラはありえないんだよ。
ってまぁおれの勝手な想像です。
今日は学校にお客さん。
彼の名前はJoseph。タンザニアからキセリアンに来たdeaf。写真で彼はタンザニアを、おれは日本を、それぞれサインしてる。
おれのエロ目は言及禁止。
ちなみにおれは小指で右目を吊り上げてるんだけど、アジアの国のサインはほとんど目を吊り上げる。アジア人は目が吊り上っているからなんだって。
さぁ鏡の前でチェック、チェック!!
お客さんにかまってる暇なんてなかった。長々と話したけど、この人は今日の挑戦にはカウントされないんだよね。
William発見。
昨日は実家に帰ってていなかった。ちょうど戻ってきたみたい。誘われてサッカー開始。
リフティング披露中。Williamは超サッカーがウマイ。毎週あるサッカーの友好試合でWilliamにボールが渡ると外野から黄色い声援がドッサー!っと。
いつもは仲イイ親友だけど、試合中のみ同じチームなのに敵視してます。
おれがWilliamに勝てるのはドジの数だけです。
遠くにAnn発見。キャッチ!のつもりが反対にキャッチされた…
ながぁ~い口論とケンカの末に無理矢理ポーズとらせた。どうよ!モデル体型でしょ!?しかも可愛いし。
たぶん今年中はムリなんだけど、マサイのアクセサリーの作り方を教えてもらう約束した。欲しければ来年みんなに作ってあげるよ!
ケンカの野次馬の中にStellaとRuffiがいたからキャッチ。こんなときだけ教師ヅラしてAnnと4人で学校の外へ。この学校では教師同伴か許可がないと生徒たちは敷地の外へ出られない。
左がStellaで。下がRuffi。Annの笑顔最高でしょ!?おれが一番好きな顔。
こんな子たちに手話教えてもっらちゃ吸収率バツグンも納得。最近はあんま教えてくれないんだけどね…
おれのセクハラに気がつき始めたらしい。無理矢理に捕まえないと逃げてく。。。
学校に戻ると子どもたちの数が減ってる。もう強攻策。学校中走り回ってHallo、Hallo(イギリス英語だからスペルあってるよ!)言いまくった。返事があっても、なくても会話成立ってことで。
バテたから帰宅。
帰る途中にFridah発見。
名前はわかんないんだけど、グルグル回る遊具で一人で遊んでた。寂しいじゃんね。一緒になってグルグル、もっとグルグル、ムダにグルグルと回って、、、2人して気持ち悪くなってヨロヨロ帰宅。
昼メシ食わなくてよかった。食ってたら絶対にゲロってた。
今日は久々に体洗えるかなって思ったら水止まってた…
ヤバイ。そろそろ洗わないとまた言われる。
くせぇ~、Kosukeくせぇ~。。。
つかれたぁ~。
今度の月曜で年末テストが終わる。それが終わったら生徒たちはみんな実家に帰ってしまう。ウチの子たちとガッツリ遊べるのはこの土日が最後。ってことで今日はひたすら学校にいた。
そうそうにHannahをキャッチ。この頃チビたちのおれに対する態度が変わってきた。今までは飛びついてきたのに、今ではHit & Away。。。 くし刺すな!ちょっと血でたじゃんか!
次にCarrolineにメガネをパクられた。
いきなり講義開始。今日の議題はエイズの広がりについて。。。ってそんなにS※Xにばっかりfeatureしなくていいって!。。。何?おれは実演しないよ?
可愛い顔して下ネタ大好きな娘です。すると突然おれの前で着ていたセーターとシャツを脱いだ。慌てるおれを見て爆笑。ただ暑かったみたい。。。
こんな13歳のガキんちょにいいように扱われてる21歳です。成長してません↓
こんな感じでCarrolineからエロエロ授業を受けていると、外から聞き覚えのある声。そして「Kosukeぇぇぇーーー!!」
来た。Agnesだ。一瞬だけ喜んで、すぐに困った。Agnesがこの学校を卒業していった日、次に会うときはスワヒリで話そうって約束してた。困った。あれから数週間おれのスワヒリは増えるどころか減ってる。。。
あいさつより、握手より何より先に抱きつかれて嬉しかったんだけど、デレデレしてる余裕がなかった。頭ん中はスワヒリのことばっか。「ピンチ、ピンチ…!」とりあえず時間を稼ごうとなかなかAgnesんとこ離しませんでした。
おれはセクハラ教師ですか??
さすがにいつまでも抱きついてるわけにいかなくて、土下座の覚悟で手を離した。すかさずAgnesから「Habari?(元気?)」とスワヒリ。「Nzuri!(元気!)」って答えた瞬間におれのスワヒリは限界に到達。
謝りました。。。てかズルくね?あれから大して時間たってないよ。そんなんじゃムリ!しかもアンタの家ここから近いじゃん!いつでも来れるんじゃん!?…コレちょっと違ったみたいだけど。
でも今日は嬉しかった。Agnesが来た理由。おれだった。おれに自分の住所を教えるために来てくれた。おれも日本の住所を教えた。
家が近所なのにわざわざ住所を教えに来た理由。それは新しい学校が始まると、もうおれがいるうちにはこの学校に来れなくなるから。だから来てくれた。
今度の木曜日にもう一度来るって。でも会えるのはそれが最後。スワヒリすぐにあきらめたことスゴく後悔した。もうちょっとネバればよかった。だてに3ヶ月以上ケニアにいないっす。。。
たくさん話した。受験はどうだったのかとか、おれは今何やってるの?とか。
Agnesは忘れなれない人。初めてこの学校に来ていきなりdeafのクラスに放り込まれてテンパってた時に、よく助けてくれた。
自分の授業が終わるとおれの教室に来て、簡単な手話を教えてくれたり、気分転換にいろんな話してくれたり。アクセサリーをプレゼントしてくれたり。そのアクセサリーはいつまでたってもおれの一番の宝物。
Williamのお母さんがもっとしっかりしたのをくれたけど、それは2番なんだよな。コレが好き。寝るときまで身につけてるくらい。
Agnesとのラブラブ2ショットになるはずが…なんでおれがセンターなんよ!?Agnes真っ二つじゃん!ちゃんと撮ってよ!そんでしっかり確認しとけばよかった↓木曜日にリベンジだ!
Carrolineの授業のせいで目に多少エロさが残ってるけど気にしないでください。
Agnesが帰ってしばらくすると雨。いま小雨季のケニアは毎日雨が降る。駄々こねるHannahを無理矢理かついで帰宅。
自分の部屋に戻ると、急に疲れがドッと出てきた。そういえば今日まだちゃんとご飯食べてない。土日はいつも1.5食。。。おれが遊び呆けてるからなんだけどね。
あぁ~腹減ったなぁ~。。。
2006年11月18日 (土)
ああぁ~あぁ~。
やっぱダメだな。昔からそう、勢いがあるのは始めだけ。段々と失速してきて時にはそのまま止まったり、時には奮起してもう一度加速するけど、結局タイムオーバーだったり。今がそんな感じ。
今回は止まりたくないから、もう一度加速しようと思う。。。まだ間に合うかな。
昨日から今日にかけて、日本出発前の数日間の自分のブログを読み返してた。今の自分からは想像もつかないくらいやる気や勢いがあったり、バカだったり。ただ感じたのは、その時のおれに今の自分は見せられない。とてもじゃないけど…
今はたぶんかなり失速してる。来たばっかりの頃は、手話だったり英語だったり猛勉強して、自分でも非の打ち所がないくらいだった。それを日本の友達やコッチの友達、家族に褒めてもらってスゴく嬉しかった。やったぁ!って思った。
けど、おれは厄介な性格してる。褒められるとちょんこずく、厳しくされるとひねくれる。どっちにしても途中で止まってしまう性格。
困った。
そのあと出発前にみんなから送ってもらったメールを読んだ。今のおれをみんなに会わせることは出来ない。とてもじゃないけど…
カッコ悪すぎ。情けなすぎ。間違いなくモヤシに退化してる。脱モヤシしてくるって言ってきたのに、これじゃ誰にも会えないじゃんね↓
おれイイ友達もったな。あの時のメールがなかったら、このまま止まりっぱなしだったかも。ホントに感謝、感謝。
ありがとう。
ちゃんと胸張って、自慢話たくさん持って帰ること約束しよう。
2006年11月17日 (金)
ナイロビの別の顔。
ナイロビにはいくつかの顔がある。ケニアの発展を象徴する都市、貧富の格差を象徴する都市、異文化の混ざり合う都市。たぶんおれが気づいてないだけで、他にもたくさんの顔を持ってる都市だと思う。
おれは外国人の日本語に弱い。別にデレデレするとかそういんじゃなくて、単純に弱い。相手が男でも女でも。中国ではそれで風俗嬢にホイホイついて行きそうになったくらい。よく考えればわかることも、外国人に日本語で話されるとわからなくなる。理由はわからん。
今日ICYE事務所の帰り道、一人のおじさんに声をかけられた。どうせ客寄せか物乞いだろうと思って、あいさつにだけ返事した。そのあと無視してるのにずっと話しかけてくる。よく聞いてみると、売りつけてるわけでも、金くれって言ってるわけでもなかった。ただの外人好きかなって思って、出身国を答えた。
ビックリした。そのあといきなり日本語で話しかけてきた。日本語を知ってるの?って聞くと、日本へ行くために勉強したんだって。そのあとほぼ日本語だけの会話。
今回の話題とは関係ないんだけど、久々に日本語を話した時、言葉が自然に出てこなかった。自分が一番得意な言語のはずなんだけど、毎回のどにつっかかるような違和感。ただの世間話で、相手がスワヒリ語と同じような発生で話してくれるなら、今は英語のほうが楽。もちろんおれも大して発音できるわけではないんだけど、今日のあの日本語への違和感は気持ち悪かった。
っで、話題は元に戻って。おれに話しかけてきた人。質問の内容が今まで日本について質問してきた人とは少し違った。「外国人でも働けるのか?」とか「黒人は日本で嫌われてないか?」とか。今になったから、その違いに気づけたけど、話してる時は全く感じなかった。普通に「日本語が話せるならたぶん大丈夫だよ」って答えた。
そのまましばらく話をしているうちに、その人の表情が笑顔から急に真剣になった。声も小さくなった。日本語話してんだから誰もわからないのに… 自分の生い立ちを話し始めた。
出身国はスーダン。3ヶ月前にケニアにやってきた。持ち物は今身につけている服と靴だけ。食べ物もお金もない。スーダンから歩いてここまでやってきた。その距離約1,300km。そうその人はスーダンの内戦から逃れてきた難民だったんだ。このとき少しだけ鳥肌がたった。
ケニアに来る前たまたまスーダンの内戦と、その後の回復についてテレビで見て、スーダンにスゴく興味を持ってた。行けるのなら来年行ってみようかなって思ってたくらい。その国の難民が今自分の目の前にいるってことが信じられなかった。テレビでしか知らなかったことを初めて自分の目で確かめた感じ。このあと更に鳥肌。
それまでは相手が一方的に話していたのに、今度はおれからの質問ラッシュ。その人は一人で来たんじゃない。30人くらいのグループで、ケニアの国境近くまできて、越境前に2,3人くらいずつに分かれた。その中には小さな子供もいた。老人もいた。みんな1,300kmの道のりをただひたすらに歩いてきた。途中何人かは力尽きて死んだり、銃撃戦に巻き込まれて死んだりした。
今その人が把握している生き残った人数は10人くらいだって。人数が減ったのは、何も旅の過酷さや内戦に巻き込まれただけじゃない。ケニアの国境警備隊によって捕まったり、銃殺された人がたくさんいる。この人は密入国者。だから声を潜めたんだ。
初めてだよ。密入国者に会うの。そりゃおれやた○やは不法滞在中だけど、少なくともおれはちゃんとパスポート持って入ってきたからね。なんかどんどん話が大きくなってきて、だんだん冷静じゃいられなくなってきた。
始めの頃は少しは疑ってたんだけど、お腹にある2つの銃痕を見せられちゃうとね… 言葉が出てこなかった。ベッコリとへこんだような傷と、皮膚がビリビリに破れたような傷。なによりこの人のスワヒリ語はケニアのスワヒリ語じゃない。
この人はもう何ヶ月かして偽造パスポートを手に入れたら、モンバサから海へ出て、いろんな国を経由して日本へ行く。ホントに日本に入れるかはわからないけど、彼らを受け入れるグループが日本にある。実際すでに日本に入国している人もいるらしい。
彼らのコミュニティを紹介されました。日本のコトをもっと教えてくれって。電話番号渡されました。もちろん今日は忙しかったし、場所が明らかに危険度S級のところだったから行かなかったけど…
正直かなり興味津々です。危険なのはわかってるんだけど、もっと話を聞いてみたい。たぶんこんな機会一生に一度しかないだろうから。。。 国際関係学科の血が騒いでます。ウソです。ただのお調子者なだけです。だっておれ大して国関に興味持ってなさそうだったでしょ?
でも久々に長々と日本語話して、判断力がロバ並みになってたおれは痛恨の失敗を犯しました。。。自分の電話番号教えちゃった↓
バカでしょう?ホントにバカだと思う。バスの運転手に教えたり、ダンスクラブで泥酔してる間に知らない人に教えてたり。たまに全く覚えのない人から電話かかってくるし↓
このコトを帰ってきてから母さんや兄のEricに話したら、血相変えて猛反対された。なんか番号教えたこと言ったら、怒られそうだったから内緒にした。でも日本の家族じゃなくて、地元の家族があんなに反対するんだからヤバイんだろうね。
おれの本音は行きたい。。。
ナイロビのもう一つの顔。移民の街。それは単なるアラブや中国からの商人たちだけじゃない。密入国者。不法滞在者。いろんな立場、境遇の人間が入り乱れてる街。
どうするおれ?
どっちにする?
行く、行かない。
どうすんのよおれ!?
。。。おれがオダギリジョーみたいにかっこよかったら、もっと様になるんだろうな。みんなの頭には下品にしか映ってないんだろうなぁ~。
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2006年11月16日 (木)
ほくほく。
風邪は未だに良くなってません。夕べちょっと具合がよくなって、調子に乗って夜更かししたのがマズかった。
でも今日は学校に行ってきました。風邪のこと無視してりゃ、そのうち良くなるんじゃない?なんて甘い発想から。今のおれの状態。頭痛、腹痛、関節痛、微熱。明日かあさってまでに、微熱が高熱に変わったらマラリア決定だそうです。マラリア初体験!
どうせ病気になったら保険がっぽり使って病院行けるんだし、いっそマラリア経験してやろうって気になってきた。コレも甘い発想。バカは場所が変わってもバカです。
今日はいつもより少し遅れて教室へ。なんかものすごい視線。なに? そのあとは普通に授業開始。自分の担当もなんとかこなした。
今日はたくさんの嬉しいことがあった。
その1。算数の授業中、問題を解き終えたFridahがおれんとこにノートを持ってきた。見ると今日おれが出した問題数より明らかに多い。よく見たら月曜におれが出した宿題と昨日の分だった。しかも採点されてない。昨日なんでWilliamに見せなかったのか聞くと、算数の担当はおれだからだって。そのあとRuffiも同じような状態のノートを持ってきた。
おれは昨日Williamに算数の採点もしといてくれるように頼んだ。Williamに聞けば、あの子たちが持ってこなかったんだって。
ジーン。
今日学校に行って良かったって最初に思った時。
その2。お昼ごはんの時。この学校の昼飯は最悪。カッチカチのもろこしと豆、菜っ葉をぬるま湯で茹でて、出来上がり!みたいな感じ。しかも毎日同じ。なんの味付けもないし、消化も悪いし、何よりマズイんだよ!へっぽこコック!!
そんなんだから昨日はおれのお腹は全くそれを受け付けなかった。そしたら今日CharlesとWilliamが気を使ってくれて、おれ用に別に昼飯を作ってくれた。この2人の料理はホントおいしくて大好きなんだ。今日のは特に格別。
他にも自分のクラスじゃない子たちにも風邪大丈夫?熱?マラリア?ってたくさん声かけられた。
今日はすごく温かかった日。コッチは今小雨季に入ってて毎日くもりか雨。気温も10度以下。息白いもん。でも今日はスゴく温かかった日。体の心から温まった。
やっぱ前言撤回!意地でもマラリアになんかなるか。てかちょっとくらいヘタレ根性見せて今晩中に治してみろい!って自分の体に言ってみた。
明日はナイロビのICYE事務所に行ってきます。滞在延長の手続きのため。今日事務所から呼び出しがあった。ケニアに入るとき、最大で3ヶ月しかビザ取れない。てか、すでに3ヶ月過ぎてるんですけど… なんで今なの?てか、まだ手続き終わってなかったの?これからなの?おれちゃんと1年間滞在できるんかな…
最近ずっと「うわぁ~おれ海外滞在記録の更新中だぁ~!」って思ってたんだけど、ちょっと違ったらしい。明日から変えます。
「うわぁ~おれ不法滞在の記録に挑戦中だぁ~!」
目標はアメリカ南西部にいるメキシコの不法入国者たち。。。と、
↓
↓
↓
↓
→ → → → ↓
↓
↓
カナダのた○や。
2006年11月15日 (水)
物乞いに対して…
おれの態度が最近かなり厳しくなってきた。来たばっかりの頃は、その存在自体の珍しさや、日本ではありえない境遇にいろんなことを考えたり同情したりしてた。
でもこの頃になってウチの子たちの社会進出の厳しさ、一生抱え続ける苦労を知ってから態度が一変した。
以前にナイロビに言った時の話。久々に物乞いされた。しかもかなりしつこい。いくらシカトしても前に回りこんでおれの足を止める。いくつかの理由でかなりイライラ。単純にしつこさと別の理由。
服を引っ張られた瞬間にプチンときた。首根っこつかんで思いっきり後ろに払いのけた。それは子供、たぶん日本で言ったら中学生くらいの男の子。払いのけたあとその子が転んだのか、どうなったのかは見てないからわからないけど、ものすごい視線を周りから感じた。そうなる気はしてたけど、明らかに周りの人がおれについて何か話してる。早々にその場から退散。
おれがプチンときた理由。それはその子が健常者だったから。何不自由なく機能してる聴覚、視覚、その他の感覚があるなら、自由に動かせる手足があるなら…そのボロ服ちょっと切って靴磨きでも始めろぃ!って思った。そして何よりおれをイライラさせたのが、その子は英語で話しかけてきやがった。もう冗談じゃない。外国語まで話せる口があるなら、どんな最低賃金の仕事でも出来るじゃないか!?
ウチの子たちにはそれすらも叶わないかもしれないんだ。女の子なら体を売ることでしかお金を手に入れられないことも。男の子ならスリになるしかないことも。もしくはどっちとも何も話せずただ手をかざすことしか出来ない物乞いになるしかないことも。
もちろん今のケニアのケチョンケチョンな経済状況や政策では、それは健常者にも同じことなんだけど。あの子には人に気づいてもらえる声がある。貧困を可哀そうに思う観光客に気づいてもらえる英語を口で話せる。誰にも気づいてもらえない手話とはわけが違う。
だから、どっかからボロ木箱拾ってきて、自分の服ちぎって靴磨きでもしろって思った。それが出来る体をもってるから。今のおれには、健常者の物乞いは怠け者に見えてくる。ブカブカな服着てるなら余ってるところ何かに使え!って思う。
あぁ~今になって思い出しても胸糞の悪い1日だった。傍目からみたら完全におれは情のかけらもない冷たい人だもんね。あの何言ってるのかはわからなくても、明らかに批判されてる感じの雰囲気に囲まれるのホント最悪。
まぁ理由がどうであれ手を出したおれが悪いです。生まれながらの貧困の境遇に罪はないです。また同じ状況になったら、同じこと考えるだろうけど、反省はしました。だから次は手は出しません。にらみつけて、舌打ちまでにしておきます。。。ってこれじゃ諦めてくんないんだよな↓
2006年11月14日 (火)
風邪ひきました…
父さんのキャッチ以外で朝から学校に行けなくなったの初めてカモ。具合が悪くても暇には耐えられないおれ。テレビゲームとかしちゃうくらい。そんなわけで鼻水たらしながらブログ更新中。。。
ケニアの教育レベルの低さと宗教のつながり…
ってあるのかな。ケニアではほとんどの国民がキリスト教徒。ここで知り合った人は全員そう。
ちなみにおれは自分のコト、全く信仰心のない仏教徒ってことにしてある。まぁウソではないからね。
この前WilliamとCharlesに「地球は誰によって作られたの?」って聞かれた。なんでいきなりその質問なのかはわからなかったけど、おれが習った通りのことを答えた。
誰でもないよって。自然に出来たんだよって。小さな惑星が衝突を繰り返して出来たってのが一般的かなって。そしたらWilliamはちょっと複雑そうな顔に。Charlesは爆笑。。。!?
Charlesは「地球は神様に作られたんだよ」って大真面目に言ってきた。。。今度はおれが目が点!確かに聖書にはそう書いてあるけど、まさか本気でそれを信じてる人がいるなんて思わなかった。しかも大学まで出た大人が…
迷ったけど、思い切って言っちゃった。「そんなことあるわけないじゃん」って。「それはキリスト教の中だけの話で科学としての事実じゃないよ」って。なんか不満そう。
そしたら今度は「じゃあ一番最初の人間は誰?」って聞いてきた。もうなんとなく予想ついたから、先回りして「アダムとかじゃないよ、猿だよ」って答えた。またキョトンとしてる。
本気なのか!?そう思って、自分の持ってる少ない英語と、もっと少ないサインを総動員してみた。世界中の歴史や科学の学会で、地球が神様に作られたなんていう人は一人もいないよ。たとえその人たちが熱心なキリスト教徒だとしても。。。って。
もう口で説明するより見せた方が早いと思って、ネットでいろんな科学ページ見せてあげた。無理矢理の納得。
そのあと自分はほぼ無神論者なくらいなのに、いろいろと付け加えた。
宗教を信じることは自由だし、誰もそれを否定できない。けど、教育と宗教は絶対に切り離されてなきゃいけない。Charlesがそうだったみたいに、事実を見誤らせることがあるから。その宗教の信者にとっては、聖書や教書に書いてあることは真実かもしれないけど、それらは決して事実じゃないってこと。極端な話、それらはほとんどフィクションだってことを話した。
もちろんケニアの学校で、地球が神様に作られたなんてことを事実として教えてるわけじゃない。あくまでキリスト教の授業で教えてる。歴史や科学の授業ではちゃんと事実を教えている。実際Williamはそれを高校で習って知ってた。ただそれを受け入れきれていなかっただけ。
ただ正直思ったことは、ウチの子たちには大人になってまでそれを信じててほしくないなって思った。もちろん、宗教の場でならいくらでもOKだけど。
なんかケニアに来て時々感じる。タイムスリップしてきたみたい。初めてネットカフェに行って、ケニアのネット環境を知った時には、日本の1995年にいるなって感じたし。今回は世界史で習った、宗教と学問が深く関わってた古い時代にいるように感じた。
面白いんだけどね。もちろんfunnyって意味じゃないよ。interesting!こういうのキリスト教徒がたくさんいるアメリカやイギリス、その他の先進国ではないことなんだろうなって思った。たぶんナイロビでバリバリ働いてる人ならもっと違うだろうな。こういう状態が途上国なのかな。地域によって教育水準がまったく違う。
なんかこう思ってから余計にケニアが楽しくなってきた。宗教とか教育とか、そういうのはその国の政治にかかってる。そういうの勉強するの好き。大学の前○先生(アル中)のおかげで。
来週から始まる年末休み(早いでしょう?)にやりたいことがたくさん。たぶん遠出はしないけど、時間は1ヶ月以上あるし、学校で働いてたらわからないこといっぱい勉強しようと思う。日本から政治学とかの教科書やノート持ってくればよかった。。。
先生なんだよね。。。
初めて自分の生徒を泣かした。その子はRuffi。いっつもおれにニコニコ話しかけてきてくれる子。おれが大好きな生徒。その子を今日おれは泣かしてしまった。
すごく動揺した。そのあとどうしたらいいのかサッパリわかんなくて、話しかけてみたけどシカト… マジおれのほうが泣きたくなったよ↓周りの子からは「あぁ~ぁ~Kosuke泣かした、Ruffiんとこ泣かしたぁ~」みたいな視線。この状況昔から苦手。中学の時ですらその視線でおれまで泣いたくらいだもん。
原因はおれにあったんだと思う。算数の授業中。いつも通りおれが担当。あさってから年末テストが始まるから、今はそのための対策や復習をやってる。コレがまた思いのほか大変。最初はほとんど自習みたいにしてればいいか、楽だなって思ってたんだけど…全然!過去問に目を通して、生徒それぞれがどこを苦手にしてるのかも把握しなきゃいけない。今おれが抱える生徒6人にそれぞれ違った問題を与える。そして採点。問題はこの採点だった。
Ruffiはすごく頭のいい子、真面目な子、勉強熱心な子、ここまではなんの問題もない。問題はちょっと完全主義気味なところがある。自分のノートに×があることが許せない。
いつもはたいてい全問正解。×があってもせいぜい1個か2個。そのくらいならまだ我慢してくれる。ただ今回のテスト範囲は1年分。そんなん全問正解できるわけないじゃんねぇ。自然と×の数が多くなる。そして今日はなんでかケアレスミスが多かった。余計に×が増えた。
採点が終わってノートを返したとき、表情が一変。必死に涙が流れ落ちるのこらえながら、グスグスいいながらやり直してた。おれは×があったっていいじゃんって思ってる。今は練習なんだし、ここで間違えて自分が理解してないとこに気が付いたら、Ruffiの頭なら本番で間違いなく7割、8割はとる。ホント賢い子なんだ。
でも本人にはそうもいかない。ホントどうしたらいいのかわからなかった。Williamに聞いても「ほっとけぃ!」って言うし。でもRuffiが泣いてるのイヤだし、でもわからんし…って感じで悩んでる間にRuffiが問題をやり直して持ってきた。はやっ!
採点。ほとんどは正解。でも根本から忘れてるのはやっぱり×。超不満そう。しかもよりによっておれの目の前で、とうとう堪えてた涙がこぼれ落ちやがった↓
それから間違えた問題を2人で一緒にやりながら教えた。ちゃんと理解したみたいで、類似問題あげたらすぐに正解した。
でもかなりおれには不安があった。それはRuffiのことではなくて自分のこと。あの子は賢いからもう問題ない。問題は「おれ嫌われちゃったかな…」ってこと。ウチの子たちに嫌われたら、今のおれはここで暮らしていけない。それがすごく不安だった。
授業後いつもどおりRuffiが笑顔で話しかけてきた。「ホッ…」おれの先生は授業で泣いた子が出たとき、そもそも誰も泣かないようにどうしてたんだろう…?まぁ自分の先生に興味持ったことなんてないから、考えてもわからないんだけどね↓
Charlesの授業中は誰も泣かない。例え泣いても、どうしたらすぐに機嫌がよくなるのかを知ってる。でも今日それを聞いたとき、教えてくれなかった。自分で考えなさいって。たぶん今のおれならすぐにわかるだろうって。。。わかんないよ!?
今日はなんだか自分が先生なんだってことをスゴく実感した。ケンカがあったわけでもない、そこで生徒が泣いたならやっぱおれの責任だよねぇ~。困った。やっぱなんちゃって教師暦2ヶ月ちょいのド素人には大変だわ。
手前に座ってる子が今日泣かしたRuffi。っで後ろに立ってるのがAnn。コイツはホントすくすく育ってる。2ヶ月前は同じ背丈だったのに、今はおれより少し背が高い↓おれもまだ背伸びたいな・・・ さすがマサイ!って思ってしまう。
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2006年11月13日 (月)
マサイの…
家にCharlesとWilliamと3人で行ってきました。っていってもWilliamの家なんだけどね。昨日から1泊2日で行ってきた。
ここからヒッチハイクして1時間。歩いて2時間↓なんとなく遠いってのはわかってたけど、もうヘトヘト。事前にWilliamにどのくらい歩くのか聞いたときに、彼は1キロと言った。実際、車を降りたところから家が見えた。
今回捕まえた車はパンを輸送してるトラック。運転席に乗せてくれるわけもなく、荷台へ。真っ暗。道路は悪路の極み。何かに頭ぶつけました。Charlesと暗闇でアツイ抱擁をしました。。。おぇっ↓
ケニアで最近学んだこと。見える距離には要注意。地平線まで見えうるような所、目的地が近かろうが、遠かろうが見えるんだよね。そして予想は的中。歩けど、歩けどいっこうに近づいてる気がしない。徒歩2時間が1キロのわけないだろ!William!?
家に着いた瞬間にダウン。ソファーでぐったり。Williamの家族が続々と登場。その中でもお父さんはサイコー。funnyって言葉がこんなにもピッタリな人はいないと思った。
マサイの男の特徴の一つ。ドランク。ってかただのアル中。朝から晩までマサイの伝統ビールを飲んで酔っ払い、牛やヤギ、羊の放牧を行い、暇なときにはどっかに集まってムダ話。
このお父さんはそれでも昔は立派だったらしい。弁護士やってたんだって。ホントなんかっちゃね?でも確かに家具や食器はいいもの使ってた。車も何台か持ってるし。ただ昔がどんなに立派でも、今はただのアル中。
ビール片手にトラック運転。あげくにそれでドリフト。子ヤギをひきました。疲れてるとこにアレはキツかったぁ~。そのあとヒャッヒャ言って晩飯用に解体してんだもん。コレはもうfunnyじゃなくてcrazyだね↓
夕方になってからマサイの伝統的な家manyattaを見に行ってきた。
今回訪問した家のママ。ちょ~マサイのイメージにピッタリでしょ?
って肝心の家の写真は取れませんでした。電池切れた↓予備の電池を必要ないと思ってWilliamん家に置いてきちゃった。。。年末休みにまた行くから、その時はちゃんと撮ってきます!
今朝はケニア伝統のドーナツ「mandazi」と保存食として作られていた(今は普通に食べられてる)「chapati」の作り方を教えてもらった。コレがまた大変で。生地までは普通にパン作るときと一緒なんだけど、そのあと生地を伸ばすのが全く出来なかった。。。単純にセンスの問題です。
やっぱりおれにこの国は合いません↓どこかに出かけるといつも思ってしまう。早く家に帰ってウチの子たちと遊びたいって。もしウチの子たちがいなかったら、おれがただの大きなモヤシでしかないと思う。もう帰ってきたらそのまま学校へ一直線。日本にいたとき、おれってこんなに学校好きだったっけ?
2006年11月11日 (土)
火災発生
した。2,3週間くらい前かな。まだ電気も水道も止まってた頃。
ここに来て色んなトラブルにあった。ケニア軍キャッチしたり、電気と水が2週間近く止まったり、※※※したり。一生分のトラブルに出会えたここでの生活。おれの頭はゾウより鈍感になってきてた。
いつも通り仕事中一人の美人じゃない女教師が教室にゼェハァゼェハァ言いながら駆け込んできた。この人が走ってるときは何かトラブルがあったとき。なんか普通に今日は何が起こったんだろう?って思った。
その美人じゃない女教師は一言だけ叫んだ。ファイヤー!!そうか火事か。子供たちが面白そうに走り出した。おれも火事なんて見たことないから一緒に走った。
それで、その美人じゃない女教師にどこが燃えてるのか聞くと、おれは一気にトップスピード。おれにツバを吐きかけながら答えた場所は、おれとホストブラザーのEricの家。
ケニアでは両親の家、子供たちの家、ゲストの家って感じで小さな家を別々に建てるのが伝統的なスタイル。
そう。燃えてたのはおれとEricの家。ゾウも慌てる時は慌てます。何が原因かサッパリわからない。もうタバコは吸ってないし、ちゃんとロウソクも消した。おれの部屋に火元なんてないはず。でも燃えてるってんだから、頭の中は自分のものが燃えてないかちょ~不安。金!PC!コンタクト1年分!
全力疾走して自分の部屋に駆け込んだ。。。なんかコゲ臭いけど何も燃えてないじゃん?ってことはEricの部屋じゃん!Ericは出勤中でいない。部屋のドアももちろん閉まってる。
みんなでやりました。テレビで見たことがある。ドアを蹴破るヤツ。みんな思い思いに蹴飛ばした。でも頑丈なドアは開かず、煙はどんどんモクモクしてきた。
壁板はがしました。べりべりと。窓ガラス割りました。バリーンと。なんかスカッとした。部屋の中に一番乗り!そして外から牛用の泥水をバシャーっとかけられ、体が臭くなり、鎮火。
原因は朝寝坊したEricがロウソク消し忘れたこと。それが服やカーテンに燃え移ってモクモクと…
火が消えると一部の人を残してみんな退散。。。待って!2次被害が出てるんですけど!誰かおれの体なんとかしてください!水がないとこにコレはどうにもならんでしょ… ボディシートは数日前の※※※でもうないし↓
Charlesに助けを求めると、いいこと言ってくれた。日向ぼっこして乾かしなさい。そうすれば泥も乾いてきれいに落ちるから。w やっぱアフリカ嫌い。そういの日本人にはあわないよ↓
やりましたよ。ほかにどうしようもないから。子供たちにくせぇ~、Kosukeくせぇ~って言われながら。結果きれいになったよ。見た目は。臭いは取れなかった。その日の夕立でヒソヒソと流しました。
2006年11月10日 (金)
欠点
おれの多々ある欠点のなかで、自分でも一番キライなとこ。
客観的になれない。
たぶん、てか絶対ほかにも、自分で気づいてない欠点もたくさんあるんだろうけど、今はコレが一番キライ。
客観視を失ったら国際関係学部生としては失格だよね。そうおれは国関生失格なんだ。コレは自分でも気が付いてるから、できるだけ一歩引いて客観視しようとはするんだけど、出す結論はみんな主観的↓もうイヤ…
今日はウチの学校に訪問者が来た。その人はポーランドから来た医者。deafの治療や研究を専門にやってる人。今日の目的はウチの子たちの聴覚を改善するための下見。補聴器だったりね。そう聞いていたから今朝になるまではウキウキしてた。
今日になって初めて知ったことが一つ。聴覚を改善する方法として、耳の後ろを切るってのがある。それに適合する子がいるかも今日診断するらしい。
子供たちにそのことについて聞いてみた。みんな嫌がってた。痛いし、そのあと切ったところが異常に腫れあがることがあるんだって。それ聞いて完全におれは自分の世界に入っちゃった↓
ダメ!絶対にダメ!診断するのは補聴器だけにしておきな!って猛反対。父さんにも絶叫。もちろん患部が腫れあがるのにはちゃんと理由がある。生活環境の不衛生。ここなら大丈夫だと言われたけど…
もう冷静さのかけらもないおれ。子供たちと一緒になって嫌がった。あぁ~ぁ、ド素人のおれが何様なんだか。。。まぁ今日はただの検査だから、切ることはない。
このコトって大して悩む必要のないこと。切ることで補聴器を使わず聴覚が改善されるなら、それに越したことはないはずなんだけど。なんか素直にそれを受け入れられない。
今日の初体験。
Fridahがおれの名前を声で呼んでくれた!まだ注意しないとわからないくらいの発声なんだけど、ちゃんとKosukeって言ってた。コレがあるからどこまでも手話が勉強できて、なんでもやってやろうって気になるんだよなぁ~。
同じ長男として…
こうもキャラが違うのか!?って思った。
今おれが担当しているクラスにはクラス1とクラス2、そしてまだ文字を書けないチビたちがいる。この3つのクラスに一度に授業しなきゃならない。。。ムリです。毎回どっかのクラスに偏っちゃう。
この教室には1組の兄妹がいる。BrianとCelestine。
ケニアの虫のサイズ。みんな特大です。特大のゴキや特大の蛾、特大のムカデ、特大のクモ。そのすべてに対しておれは特大の悲鳴と特大のリアクションでビビッてます。胴体が手のひら大のクモなんて初めて見たよ↓
おれがビビる度にBrianが「オトコならもっと強くなきゃ!」ってかなり強めに言ってくる。今までは小さい男の子にはありがちな、強い人に憧れて、強がってるだけなんだろうって思ってた。もちろんそれもある。でも、今日父さんから色々話を聞いて少し印象が変わった。
deafが生まれる原因の一つに遺伝がある。BrianとCelestineの家族はその典型。両親は健常者。でも母方のおじぃちゃんがdeaf。そしてBrianは4人兄妹なんだけど、4人ともdeaf。そんでBrianが長男。
Brianの聴力はスゴく弱いんだけど、聞き分けができる。そしてスゴくキレイに発声することもできる。手話がわからない子と話してるとこなんて、完全に健常者どうしの会話に見えるもん。でもCelestineはそこまで能力が高くない。
Brianがやたら強さにこだわる理由はそれかなって思う。自分が長男であること、他の兄妹より聴力があるってこと。だからもっと強くなって弟や妹たちを守りたいって思ってるのかなって。その証拠にBrianは理由に関係なくCelestineのことを常に最優先する。
自分でもよくCelestineのこと泣かすくせに、他の子に泣かされてると、その子が泣いて逃げ出すまでブン殴り続ける。たとえ相手が年上だったり、もともとCelestineから仕掛けたケンカであってもね。だからCelestineも近くにいればいつもちょっかい出されるのに、いつもBrianのそばにいる。
Brianなんかおれより10歳以上も年下なのに、カッコイイな、おれもあんな長男になりたいなって思っちゃった。コイツは将来きっと大物になる。
成績はハッキリ言ってバカ↓原因は授業にまったく集中してないから。いっつもキョロキョロして、何か他に面白いものないか探してる。クラスには絶対いたよね。こんなキャラ。何度先生に怒られても、懲りずにキョロキョロしてるヤツ。昨日まではそのあまりのバカさを心配してたけど、今日父さんから話聞いて、自分で上みたいに感じて少し心配がなくなった。
今勉強してることなんかたかが小2レベルのこと。そんなんこれから先その気になったら1週間でカバーできる。アイツが勉強の必要性感じたら平気でやってのけるよ。超負けず嫌いで、絶対に弱音はかないもん。Williamやおれに何個×を付けられても、逆にコッチをにらみつけてやり直してくるくらいだもん。それでも大抵はまた×なんだけどね。。。↓↓
絶対に第一印象が長男だと思われないおれなんかより、ずっとかっこよくて、頼もしい兄ちゃん。これであと勉強さえできればスマートが加わって完璧なんだけどな。きっと明日もおれはコイツをどつくよ↓
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やっぱ…
いいなぁココ。今日すごくそう思った。ウチの子たちのことが好きだな。特にStellaとAnnのことが好きだな。その中でもStellaのことが好きだなって。
この前おれはクラス替えをした。それまではずっとCharlesのクラスを担当していたんだけど、KSLや小さい子供たちともコミュニケーションとれるようになりたいと思って、Williamのクラスへ行くことにした。だから、もう2週間近くCharlesの教室にはいない。もちろんみんなには毎日会ってるし、休み時間には遊びに行ってるんだけど、Charlesのクラスで授業することはない。
でも今日は猛烈に前のクラスに戻りたくなった1日。
Williamのクラスに不満があるとかじゃなくてね。w ちなみにStellaとAnnはCharlesのクラス。今日の夜の補修のとき、Stellaがおれのとこを呼んできた。たぶん英語の授業中に作ったんだろうね。
Kosuke comes from Japan.
My best friend is Kosuke.
ってちょっと恥ずかしそうに言ってきた。学校中に響き渡るような大声で「シャーっ!!」と叫び、デカデカとガッツポーズ。そんで、
My best friend is Stella.
ってかなり赤面しながら言い返した。なんかもうデレデレ。おれがね。そのあとStellaからサインなしで「チェンキュ(Thank you)」って返事が返ってきた。
どうしよ。明日は久々にCharlesのクラスに行こうかなって思い始めた。もちろんWilliamのクラスで授業しなきゃいけないんだけど。Stellaと話してると、どんだけ疲れてても全回復できる。週末にそのつけが全部まわってくるんだけどね。
こんな感じで毎晩次の日が楽しみになってまぁ~す。
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2006年11月 9日 (木)
ICYEが…
なんぼのもんじゃ!って思った日の日記から。
ケニアには世界最大のスラムがある。それはナイロビの街のすぐ横から見えるとこ全部って感じで広がってる。ケニアに到着してからケニア派遣生のオリエンキャンプがあり、そのなかで「別の」スラムに行ってきた。さすがに前者の方は危険すぎて無理らしい。もちろんこの訪問も個人的ではなくて、ICYEによって作られたプログラムの一環。
そのスラムはおれが考えていたスラムのイメージとは少し違った。ルールがあるスラム。そこはOLIEVE TREE HOSPITAL って病院にサポートされている。医療であったり、食べ物であったり、衣服であったり、教育であったり。スラムの中にその病院によって建てられた小さな、小さな学校がある。見た目は他のボロボロの家と変わらないくらい。
今回の目的はその校舎っていうかボロ小屋にみんなでペイントすること。よくテレビとかで見たり、聞いたりするイベントだよね。始めのうちは、おれがそれをやるんだって浮かれてた。実際に現場に着くまではね…
実際に外観を見て、教室の中を見て、子供たちや、他の住人を見て、なんか少しずつだけど違和感を感じてきた。何に違和感を感じたのかわ後になるまで気が付かなかったんだけど、なんかそのペイントに参加したくなくなってきた。
ちょっと話戻ります。その学校はスラムの子供たちの自立支援を目的に建てられた。将来スラムの外に出て、普通の家に住んで、会社で働いてほしいために。そのために一般の学校よりもかなり厳しいルールと罰。何回も子供たちが先生らしき人に棒で殴られ、蹴られる姿を見た。もちろん理由ナシの暴力じゃないんだけど、イヤな気分。
まだケニアに到着したばっかりで、かなり積極的にこの国で自分に何が出来るのか考えていた時期。自分の行動の必要性、有効性にかなりこだわってた。だからかな、ふと思ってしまったんだよね。
この学校にペイントすることは必要なことなのかな?って。もちろん子供たちは大喜びしていたよ。自分の学校がカラフルにキレイになるんだもん。しかも見たこともない外国人が自分たちのためにそれをやってくれる。そりゃ喜ぶよ。
でも割りと物事に否定的なおれは、「違うんじゃない?それじゃないんじゃない?」って思ってしまった。事前に聞いたこのプログラムのコンセプトはおれたちの経験と、子供たちにもっと学校を好きになってもらって、もっと勉強してもらおう。ってこと。
そのために高いペンキを20個以上買い、でっかいブラシを人数分よりはるかに多く買い、でっかいバスをチャーターし、ここまではるばるやってきた。小屋だけの何もない学校に。
おれが感じた違和感はコレだった。今あそこの子供たちに本当に必要なのは、カラフルな学校じゃないって思った。それはノートだったり、鉛筆だったり、教科書だったり、もっとたくさんの子供たちが来れるようにする校舎だったり。絶対にデタラメな量のペンキやブラシじゃないなって思った。
そう感じてから、持ってたブラシ手放しちゃった。一歩、一歩その校舎から足が離れていった。結局おれはそこで何もしないでスタッフの忠告も聞かず、一人でスラムを散策してた。。。道具を運んできた車の近くでレシート発見。道具だけで日本円なら5万円近く。日本ですら5万円あったらベラボーな量の鉛筆にノート買えるんじゃん。ここは物価激安ケニアだよ!もう限界。ムカッ、ムカッ、ムカッ!
この企画はなんなんだ!?おれたちに自己マンさせるための企画か!?キチョーな思い出作りのためなのか!?
ICYE KENYAのスタッフのPriscaに誰がこのプログラム考えたのか聞いた。まだ到着して1週間。今ほど英語が聞き取れたわけでもないけど、このときは完全に聞き取れるまで何回も聞きなおした。それではっきりわかったこと。
この企画はICYE KENYAの考えた企画じゃないってこと。ICYEの本部から実施するように言われた企画。日本にいたとき、本部の人はスゴイ人なんだなぁって思ってた。撤回!撤収!!
コレを聞いた瞬間にそのすべてにハッ!?ハッ!?ハッ!?って思ってしまった。国連に表彰されたPEACE MESSENGER?? そこが考えた企画が救済じゃなくて、派遣生の思い出作りなの?ボランティアってなんなんだろう?って。
日本のICYEスタッフや関係者のみなさんのことはスゴく好き。たくさんお世話になってるし、おれを選んでくれたこと、この機会を与えてくれたことにたくさん、たくさん感謝。
同様にいつも助けてくれるICYE KENYAのスタッフの人たちのコトも好き。いつもおれの英語力の低さを気にかけてくれて、おれ一人だけ理解できてないとき何度も助けてくれた。
今の自分の環境にはなんの文句もない。けど。。。
この企画考えて、鼻高々ボランタリズム唱える人は大っキライ。アンタ裸一貫でソマリアやスーダンに行ってボランティアの手本見せてくれよ!って思う。
ネットがつながる前から、本気でクレームのメールなり、怪文書なりを本部へ送ってやろうかと思ってた。裸一貫の英語の表現法がわかったらもう文書は完成なんだけどね。
未だに疑問は続いてる。毎日考えてしまう。自分が今ここで働いているのはボランティアとしてあってるのかな?自己マンになってない?ただの思い出作りになってないかな??って。何度考えてもわからない。
他の派遣生に聞いてみても正直考え方や姿勢が全然違ってついてけない。いつも旅行や遊びのことばっか考えてる。みんなイイ人だけど、会うと自分の意識下がるから遊びに誘われても全部キャンセル。
あの企画やって以来、自分の中が空っぽになった感じ。出発前の目標や決意、思い描いてたこと全部が空っぽ。去年ケニアを決めた前のチャランポランの頭に戻った気分。考えても考えてもわからない。ただ仕事に没頭して、頭ん中ウチの子たち一色にして考えないようにするのが精一杯。
おれ1個だけ守りたい約束がある。この国で自分のやりたこと、やらなきゃいけないこと見つけるまでは絶対に帰りません。それまでは何度でも滞在延長する。こればっかりは約束しちゃったからね↓自分がキライって思ったとこの言うことにゃなかなか素直になれない年齢だけ21歳です。好きな人にしか顔向けない21歳です。まぁウンコもらすくらいだからね。うっすらケツに青みのある21歳です。w
散策中に捕まって撮った写真。おれはこの子たちに鉛筆やノートをあげたかったな。それが出来たなら、コレはおれには必要のない思い出。。。
さぁ明日も仕事だ仕事!いつかちゃんと中身のある仕事が出来るように、しばらくは空っぽのままでもガッツリ行こう。
追伸。ここに書いたのは完全におれ個人の考え方だから気にしないでください。ご存知の通りおれはかなり偏屈なオトコです。
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2006年11月 8日 (水)
UNKOMORASHITA IN KENYA
カナダのゴリラ君が白状してたから、おれも正直に言います。ケニアでウンコもらしました。しかもゴリラ君よりハイレベルです。
MERUという町へ3泊4日で行った時のこと。もらしたのは最終日。3日目の夜、テーブルの上にミルク発見。沸騰させて冷めたやつだと思ってがぶ飲み。。。なんかおかしい。味が異常に濃厚。
4日目の早朝4時。雷の音が聞こえて目が覚めた。鳴ってたのは空じゃなくて、おれのお腹。もれそうっていうか、単純にキケンを感じた。
そっこう起き上がって外のトイレに行こうとした。やっぱおれは不幸の天才だ。ケニアはおれにはむいてないよ。ドアを開けようとした瞬間ドアノブが抜けた!えっ!?だよ、えっ!?なんかアニメで見たことある光景。
もう結末が一つしかない状況に体はあきらめたのか、そのまま※※※※※~※※※~。
ズボンにまで被害が出てはいけないと思ってパンツ1枚に。こぼれ落ちないように気をつけながら、窓から脱出。初です。トイレットペーパー1ロールを1回で使い切りました。たぶんこの時点でこの日は世界一不幸なオトコ。
みんなが起きる前になんとか痕跡を消して、朝ごはんを食べて帰路についた。5時間かかってキセリアンの町に戻ってきた。ここで天才は最後の仕上げに入りました。
再び聞き覚えのある雷の音。まだ家までは1時間かかるってのに。しかも夜遅くてトイレがあるお店は閉店。さすがにいつまでも天才の運命の言いなりはイヤだったから耐えたよ。1時間。
無事に家には到着。でもやっぱり運命には勝てないね。自分の部屋に向かう途中、天才は最後の仕上げに入った。再びキターーーーーーーーー。
もう抵抗の余地もなかった。下半身すべてに被害が拡大。しかもこのとき家には水が来ていなかった。電気も停止中。ろうそくの明かりだけを頼りに、こんだけあれば1年分!と思って買ってきたボディシート使い切って、体は強烈なフローラルの香りに。
部屋中ものすごい異臭。水がないからトイレも流せない。このあと2日間おれはこの臭いの中で暮らしました。。。
このとき間違いなくおれの生活水準は世界ワーストクラス。たくましくなったよ!もう何も怖くない。ウンコより悲惨なことってこの世にある!?
来年帰国した時おれのこと避けないでください。もう臭いはありません。部屋もキレイになりました。ズボンも漬け置き、洗濯5回ずつやりました。パンツは捨てました。
おれ21歳です。大人です。でもゴリラ君は22歳です。。。早く来年ウンコの話で盛り上がりたいな♪♪
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肉じゃが!!
なんでアンタはいつもそう突然なの!?明日!?朝から!?
わかりましたよ、やりますよ。そうさ、おれは典型的なNOと言えない日本人さ。
って感じでウチの子たちに肉じゃがを作ってあげた日のこと。
ある金曜日の授業が終わったあとCharlesから突然言われた。「明日のお昼のためにみんなに日本食を作ってあげて」 慌てたよ。そっこうヒッチハイクしてキセリアンの町までWillamと材料を買いに行ってきた。26人分なんてどんくらい買ったらいいか全く見当がつかなかったよ↓
ジャガイモ6キロ、たまねぎ4キロ、にんじん5キロ、牛肉4キロ、砂糖、塩、醤油、コーラ、お酒、色々と買ってきた。分量見ても明らかにテキトーでしょ?このなかに翌日のトラブルメイカーがいたんだけどね…
調理を始めたのは朝9時。AnnやStella、他の子たちに野菜や肉を切るのを手伝ってもらった。一人じゃムリです。
調理開始。野菜を炒めて、肉を炒めて、水を加えて、、、ってここまでは順調だった。 そうこの日のトラブルメイカーはお酒だった。調味料を色々と加えて、お酒を加えようとした時に事件発生!
ここのdeafの子たちは極端に酒、タバコを嫌う。何もハンデを持たない健常者が体に悪いことをあえてやるってことが許せないらしい。しかも、ケニアでは料理にお酒を使うことはないらしい。そんなわけで、小さい子たちはただ珍しさにはしゃいでただけなんだけど、年頃のAnnやStellaの拒絶っぷりはひどかった。おれんとこにらみつけて教室から出てったもん↓ 追っかけて、捕まえて、アルコールは沸騰して飛んでっちゃうから大丈夫だよって説明に一苦労。
再開。てかWilliam…昨日買ったときに言ってよ。あとは出来上がるのを待つだけってとこで何回か味見。おれの感想は「たぶんOK」不安だったから、もうちょっと濃い味にして完成。
全員に配った。チビたちはバクバク。食いしん坊のFridahはガツガツ。CharlesとWilliamからもGOODのサイン。でもAnnとStellaは全く手をつけない。すると。。。
CharlesとWilliamが暴挙に出た。まずStellaから。取り押さえて、無理矢理に口に突っ込んだ。そこまでしなくても。。。w 次はAnn。同じように無理矢理食わされてた。学校中に2人の悲鳴が響き渡ったし。すげぇイヤそうな顔。もうおれのテンション超ビミョー↓ところが…
やっぱ体は正直だね。ウマいもんにはちゃんと反応するんだね。それからは2人ともバクバク。みんなにおかわりをあげて終了。AnnとStellaに気をとられて肝心なこと忘れてた。おれの昼飯は…?
自宅に帰っても、最初にその日は昼飯いらないって言ってあったから、おれの分はナシ。午後はそのまま子供たちと遊び呆けてフラフラだった。何回お腹がグ~って鳴ったかわからん。しかもウチの子たちにはそれ聞こえないし↓
リベンジを決意。てか自分のために。w今度はトンカツとそれを使ってカツ丼をやろうと思う。まぁご飯はパラパラのやつなんだけどね。でも水を少し多めにすれば、多少はもっちりするからなんとかなるかなって。
そのときの写真。みんな作り方覚えたらしい。今度トンカツやるときにおかずに肉じゃが作ってくれるって。もちろんお酒はナシで。。。w
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2006年11月 7日 (火)
deafって…
だけではなくて、それとセットにメンタルにも問題を抱えている子が何人かいる。その一人がHanna。
ここにいるdeafの多くが生まれつき聴覚をもっていなかったか、かなり弱かったりする。原因はお母さんの体に問題があったり、産み方が悪かったり、色々。
生まれつきのdeafにありがちなのがプラスアルファの障害。ちょうど聴覚だけに障害を持つわけではなかったりする。聴覚障害になる過程で別の神経にも影響が出てしまうことがあるらしい。
Hannaがそれ。Hannaは意識もはっきりしているし、以前はどこにメンタル障害があるのかサッパリわからなかった。でも、Hannaが授業を受けているとこを見るようになったり、たまに自分で教えたりするようになって、それがわかってきた。
記憶に問題があるみたい。それは単純に物覚えが悪いバカってことでもないんだよね。アルファベットの大文字を教えた時、Aを繰り返し書かせて、直後にテスト。。。正解した。でも、それから1分もたたないうちにもう一度聞くと書けない。ド忘れってわけでもないみたい。そういうことが2回中1回くらいの頻度で起こる。
もう何年もdeafの先生をやってきたCharlesが言うには、健常者に比べてdeafの学習のスピードは全体的に遅いらしい。deafの中に占めるメンタルに障害を持つ人の比率も低くない。もちろんその程度は完全に人それぞれ。明らかに持ってる人もいれば、Hannaみたいに一見はまったくわからない人もいる。
Hannaはあと2,3年もすれば自分のもう一つの障害に気が付くって言ってた。そこからが大変らしい。同い年のdeafの友達との明らかな差に気が付く。周りは進級していくのに、自分はどんどんおいてかれる。もちろん、時間をかけてゆっくり、ゆっくりやっていけば自分も進級できるし、卒業までいける。でも卒業まで自分の劣等感に耐えられる子は少ないんだって。ただでさえ自分は耳にハンデを背負ってるから…
以前にHannaと同じタイプの子がいたらしい。その子は自分のメンタルのハンデに気が付いてから、自分がおいていかれることに耐えられなくなって、突然いなくなってしまったんだって。実家にも帰っていないらしい。Charlesが言うには、どこかで娼婦として売られているか、もう死んでしまっているだろうって。。。
Hannaには絶対に同じ道を歩んでほしくない。あの笑い声が大好きなんだ。マジで可愛いんだって!もうロリコンとでも何とでも呼べぃ!前にHannaの写真を載せたときに、来年日本に連れてきたいって書いたのは、考えなしの冗談じゃない。Charlesに以前に失踪した子の話を聞いてから、見あたらないとすぐにHannaを探すようになっちゃった。だからおれんとこを追っかけて来てると安心するんだよね。。。
最近のおれの日課→Hanna探し。
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親がいるって…
どんなに幸せなことなんだろう。最近ホントにそう思うようになった。
ケニアは身近な人がいつの間にか死んでしまう国。事故だったり病気だったり、理由はいろいろ。おれがココに来たからすでに3人の人が亡くなった。近所の人だったり、他の先生のお兄さんだったり…
Charlesがマラリアで1週間近く寝込んでたとき、全部の教科を自分で受け持ったことがあった。英語の授業で家族に手紙を書こうってコトをやった。書き終わったときに、みんなの手紙を読ませてもらって?が一つ。
Stellaの手紙の相手、両親じゃなかった。おじさんとおばさん。なんでお父さんとお母さんに書かないの?って聞いて大後悔。。。Stellaには両親がいない。2人とも病気でなくなってしまっていた。おじさんとおばさんが親代わり。
自分に想像がつかなかった。ひたすら頭に浮かんでくるのは?ばっかり。deafの人たちは少しでも自分のコトを理解してもらうために、感情を思いっきり表に出す。その時のStellaの顔。今でも忘れられない。後にも先にもあんなに悲しそうなStellaの顔は見たことがない。
どうしていいのかわからなかった。おれの頭には後悔しかなくて、Stellaになんて言ったらいいのかサッパリわからなかった。たぶんゴメンて言うのが一番適切だったんだと思う。頭には浮かんできたんだけど、手が動かなかった。たぶんStellaにはおれが混乱してるのを見抜かれてた。Stellaのほうから笑顔で「どう?英語あってる?」って聞いてきた。
YESのサインもできず、ただうなずいただけ。そのことがずっとおれのテンション下げ続けた。Stellaと会話する回数も激減。ある日の美術の授業で先生の似顔絵を描こうってコトをやった。モデルはCharlesとWilliam、おれ。授業のあとStellaがおれのところに、おれの似顔絵を持ってきた。メッセージ付きで。
More big love for Kosuke
だってさ。。。ジ~ン。
その日のおれは間違いなく世界で一番幸せなオトコ。その日に結婚式挙げた世界中のカップルに面と向かって「おれの方が何倍も幸せだぃ!!」って言える。
ホントあの子たちといると、この1年間どこまででも走ってける気がしてくる。同じようにあの子たちにもどこまででも走ってもらいたいな。
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2006年11月 6日 (月)
言葉を受けとるのではなくて…
気持ちを受けとめること。
クラス1に上がる前のチビたちはASLはもちろん、KSLすらも知らない。あの子たちが使う手話は完全にオリジナルの手話。それぞれの家庭で作られたり、友達同士で作ったり、その場で作られたり。
未だにチビたちとはうまくコミュニケーションとれない。始めの頃は理解度0%だった。ひたすら「what?」のサインをするか、チビたちのサインを真似するしかなかった。最近やけにそのチビたちに捕まる。たぶん理由はガイジンだから。w でもそのおかげで一つ気が付けた。
あの子たちは確かにデタラメなサインを使う。でもCharlesやWilliam、他のdeafの子供たちはそれを理解できる。いつかCharlesかWilliamに聞こうと思っていたけど、その前に自分で気がつけた。ラッキー。w
おれがいつまでたっても理解できなかった原因は、おれがあの子たちが何を言っているのか、その言葉にだけ気をとられていたから。そんなコトしてもムダなんだ。デタラメ、文法もないチビたちのサイン。でもそこに確かにあるものが一つ。
感情やストーリー。
あの子たちのサインは手話じゃない。あの子たちは自分の気持ち、出来事、伝えたいことを演じてるんだ。手だけじゃなくてからだ全部をめいっぱいに使って演じてる。ときには身のまわりにあるものを小道具に使って。
言葉を一つ一つ理解しようとするんじゃなくて、全体を見ること。それがチビたちを理解するのに一番大事。
あの子たちは、頼めばおれが理解するまで何回でも言い直してくれる。そしておれが理解できないで「もういいよ」って素振りを見せると怒ったり、泣いたり、石を投げてきたり。w でも、おれが理解できると満面の笑顔で飛びついてくる。
ここで厄介なコトが一つ。前にも書いたけど、あの子たちの観察力はケタ外れ。ウソなんてつけない。チビたちを悲しくしたくないから前にわかった振りしたことがある。でもすぐにバレた。そう、おれが理解しないと怒られる、泣かれる、石投げられる。w 誤解すると頭をペチっとたたかれる。ってコトは理解できなくても無理にでも理解しろって言われてるようなもん。
なんだそれ?そんなデタラメな話ありか!?
さぁ、また明日から学校が始まる。またチビたちに怒られ、泣かれ、石を投げられる1週間。あんまりそれが続くとおれはキレて、チビたちを担いで走り回ります。w
左からRebeccaとHanna。特にこの2人がいつも追っかけてくる。そしてドMのおれはデレデレ。もう2人とも来年日本に連れてきたい、ベタ惚れぇ~。
2人とも音が完全に聞こえない。でもダンスが大好きで、おれがマサイのダンスを始めるとすぐにノッてくる。そんで、そのマサイのダンスをおれに教えてくれたのがHanna。
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2006年11月 5日 (日)
またやっちゃった…
昨日は滞在期間が6ヶ月の派遣生のための中間報告会に顔出してきた。みんなに会うのは久々だし、自分の報告会でもないのにおれがやってること伝えたくて、朝からテンション高く、ウキウキしてた。
その最中、トイレに行こうとして立ち上がった時ちょっとめまいが… まぁいつものことだからすぐに治るでしょうと思ったてら、、、そのままバタンQ。
カナダから来てる派遣生のJanelleはナース。疲れがたまってるみたいなことを言われ、しまいにはkaroushiとまで言われた。アレってやっぱそのまま英語になってるんだね!?まったく具合悪くなかったし、ちゃんと睡眠とってるし、ホント突然だった。自分の体に今の生活の何が不満なんだ!?って聞きたいくらい。
今日になってもスッキリしない。腹ペコの戸部先生みたいな感じ。ゆら~りって。w 今日はこれからサッカーしてきます。本音は行きたくないよぉ~↓↓
今日の試合はオトコの試合。。。って書くとなんかムサいね。昨日は女の子の試合があった。その前にAnnと約束しちゃったんだよね。2人ともゴール決めよう!って。昨日出かける前に試合を見た。Annフリーキックから決めやがった。しかも1-0でそれが決勝点。
あちゃ~。今日おれも決めなきゃじゃん↓対戦相手はクラブチーム、おれは腹ペコの戸部先生、90分ゲーム。。。なんかもうイイやって思えてきた。こうなったらトコトンやってやる。得点して嫌がるAnnに無理矢理抱きついて、ヒゲでジョリジョリやってやる。
カイワレに出世したらしいおれをなめんな!
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2006年11月 4日 (土)
耳が聞こえないから故の…
能力。
この前授業が終わってから夜の補修までの空き時間にCharlesと長々しゃべってたことがあった。Charlesはまだおれが気づけないウチの子たちのコトをたくさん教えてくれる。その時は、誰がどの程度まで音を聞けて、認識できるのか教えてくれた。。。ってこのことは前の記事に少し書いたから省略。
おれがずっと不思議に思ってたこと。Charlesの聴力。よく健常者の生徒たちに話しかけられたとき、その子が正しいサインしてないのにCharlesは理解する。おれに対する時もそうだった。まだ手話が全くわからなかった頃、どうしても言いたいことがあった。手話なんか知らないし思いっきりでかい声で言ってみた。失敗。今度はゆっくり丁寧に言ってみた。通じた。
この時おれはCharlesは少しわかるんだぁ~って思ってた。でもそれは大きな勘違いだった。Charlesの耳には音の振動しか入っこない。認識は出来ない。それなのに理解できる。「えっ?なんで!?」って聞いてみた。
口の動きでわかるんだって。特に長く一緒にいればいるほどそれは正確になってく。今はおれが口パクだけで言ってもけっこうわかるらしい。それだと手話が間違ってても会話が成り立っちゃうから、Charlesと話す時は完全に口をつぼんでる。
それが出来るのはCharlesだけじゃない。そのあとの補修で見せてくれた。CharlesがFridahに名前を口パクだけして、そのあとにwhere?ってサインだけする「~どこ?」って感じ。おれにはサッパリわからなかったけど、Fridahは全部正確に理解して、その子がどこにいるのかを指さしてた。
コレがあの子たちとCharles,Williamだけの世界。今のおれはそこには入っていけない。deafの観察力はとんでもない。おれ全く冗談が通じないもん。全部そっこうで見破られる。ちょっとイライラしてた日、学校ではすごく楽しくてニコニコしてたはずなんだけど、放課後Fridahに怒ってるの?悲しいの?って聞かれたことがあった。
あの子たちには顔の表面じゃなくて、その内側まで見えるんだって。一瞬「すげっ!」て思った。でも、すぐにその感想を撤回。もしあの子たちが健常者だったら、おれが読唇術なんて必要としていないように、あの子たちにも必要のない能力。身につけたくて身につけた能力じゃない。手話が通じない人を理解するために、社会に出るために身につけざるを得なかった能力。
健常者と肩を並べるために苦労。社会で成功するために健常者と競争するために、健常者と同等の苦労。これから先おれがどんなに苦労したとしても、ウチの子たちは単純にその2倍苦労しなきゃいけない。実際にはそれ以上の苦労がある。
そう思うようになってから、何があっても弱音はけなくなった。あの子たちのコトを知っちゃったせいで、たぶんおれは一生弱音はけない。よく親に世界にはもっと苦しい生活してる人がいるんだから、そんなんですぐ弱音はかないの!って言われてた。そんな知らない人のことなんか知るか!おれはしんどいんよ!って思ってた。今でも自分の知らないとこにいる、知らない人のことなんか知らんって思う。
けど、おれの知ってるところにいる、知ってる人のこととなるとやっぱ勝手が違うね。。。
Carroline。おれの生徒。コイツのテンションは起きたときから寝付くまでずっとトップギア!笑いをとるためなら何でもやる子。全校生徒に誰が一番イカレてる?って聞いたら間違いなくみんなコイツの名前をあげるよ。
この前あんまりうっとうしいから手話見ないようにムシしたら、履いてたサンダル投げてきた。。。イテーよ↓↓
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2006年11月 2日 (木)
手話と共に声を出すこと。
それがウチの子たちにとって一番大切なこと。
deaf…っていっても完全に音が聞こえないわけじゃない。Annは片方の耳はかなり健常者に近いくらいに聞こえる。Stellaはかなり音が聞こえる、補聴器のテストにも適合していて、それを使ってトレーニングすれば普通に会話が出来るようになる。Fridahは聞き分けは出来ないけど、音は聞こえる。この学校にいる26人のdeafのうち完全に耳が機能していないのはごくわずかだけ。
耳が少しでも機能してるってことは音でしゃべれるってこと。でもウチの子たちが初めてこの学校に来たとき、そのほとんどが声を持っていなかったんだって。原因は家族。deafだってわかると、話しかけることをやめてしまう家族が多いんだって。そのせいで声を知らないで来る子が多い。たとえ耳がうまく機能していなくても言葉を話せることはウチの子たちの社会進出において最重要課題。
あの子たちに一番適した先生は健常者。Williamは声を持っていない。それは家族、先生が誰も声で話しかけようとしなかったことが原因。Charlesは健常者で生まれて、5才くらいのときに事故で聴覚を失ったから言葉を話せる。ずっと不思議だった、手話を使ってるのになんでわざわざノドを振り絞ってしゃべり続けるのか。最初はおれがまだ完全に手話を理解できないから気を使ってくれてるんだって勘違いしてた。
それは子供たちに声を教えるため。このサインの時は口がこうやって動くって覚えさせるため。AnnもStellaもここで声を覚えた。まだ全部の音を発することは出来ないけど、おれがいつまでたってもサインを理解できないでいるとよく口で言ってくる。Stellaは可愛い声してる、Annの声はすごくキレイ。Fridahはキーが高い、高い。w Ruffiの声は男の子みたいなやんちゃな感じの声。みんなそれをココで身に付けた。
始めの頃はただの奇声にしか聞こえてなかったウチの子たちの声も、今なら誰がどこでなんて言ってるのかわかる。毎朝おれの目を覚ましてくれるのはウチの子たちの朝っぱらからギャーギャー遊んで、ケンカして、笑ってる声。毎朝「今日はアイツかぁ~、昨日もそうだったなぁ」って自分の部屋の中で思ってる。
手話と共に声をだすこと。コレがまた超難しい。手話に集中してると声が出てこなくなる、声に気を使ってると手話が正確に出来なくなる。手話を覚えることよりのコッチの方がはるかに大変。誰か代わりにおれの手を動かしてくださいって思うもん。
最近エスカレートしてきたおれを悩ませるコト。もう手話で会話することが当たり前になってきた。夢の中でもウチの子たちと手話で会話してたりする。最初の頃はイイ夢だなって思ってた。でも最近は一番見たくない夢。ただでさえ夢を見てるときは眠りが浅いのに、寝言みたいに手が勝手に動いてる。どんどん眠りから覚めてくる。ちょ~不快。毎日ヘトヘトなのに…
最近は休み時間は芝生の上で爆睡。ベルが鳴っても起きない。いっつもFridahかHannaが蹴飛ばすか、背中に飛び乗って起こしに来る。この悩みって手話が身に付いてくればくるほどエスカレートしそうだよね…↓↓
ナイロビに遊びに行ったときに撮ってもらった。
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涙が出ちゃう。だって。。。
嬉しかったんだもん。
こんな口調を平気で出来る自分がちょっとイヤ。w
こっちに来たとき、絶対にヘコたれないって決めてた。あくびしたって涙こらえてたくらいに力んでた。そこは有言実行が出来ないおれ、先月に早々と自分の決意を曲げた。
日本にいた時のICYEのオリエンキャンプで散々お金のコトを言われた。頼まれても渡しちゃいけないよ、渡さなくてもいいからね。って。自分ではケース×ケースかなって思ってたけど、まぁ一応渡さないって方向で考えてた。それに、今の家は裕福そうだし、まぁそんな心配ないだろうって思ってた。
渡しちゃった。。。Ksh10,000を父さんに。1週間後にはちゃんと返してくれたから今となっちゃ大して引きずってないんだけど、当時はドン凹みした。このトラブルの原因はJohn。学校の敷地は一応借地で、その地主がJohn。アル中のマサイ。まぁ全然お酒臭くないし、気さくで、アル中が面白くて、おれはけっこう気に入ってる人。そのJohnが父さんに散々せかされてたのに土地の権利の更新の手続きをし忘れてた↓ 遅れて更新することになって、父さんがKsh10,000払わなきゃいけないことに。コッチじゃでたらめな大金。しかも月末ですぐにはそんな大金用意できなかった。
ある朝、父さんがスゴく申し訳なさそうな顔しておれのところにやってきた。なんとなく用件の予想はついたんだけど、いざとなるとやっぱ考えてしまった。おれがココに来たのはたまたま、もしおれがいなかったらどうしてたんだろう?最初は断ろうと思ってた。土地の権利を失えば、健常者の子たちは簡単に他の学校へ行ける、でもウチの子たちや精神障害、身体障害を持った子たちは学校を失う。それを聞かされて、あっさりOKしたおれ。浅はかだったのかな?
自分ではそう思う。おれはボランティア。お金を受け取らず、労働力を提供してる身。お金を渡す必要なんてまったくない。お金を渡してから、1日中そのことが頭から離れなかった。軽はずみな行動だったのは自覚してた。そのことすごく後悔した。なんでおれって可愛い子のためになると、なんにも考えないでホイホイ色々やっちゃうんだろう…って。なんでかお昼ご飯食べれなかった、食欲がない。
完全に無気力のまんま夜のレッスンに行った。何も手につかなかった。手話の勉強すらも… そんな時にStellaがおれのところにノート持って質問にきた。それに答えてるときにCharlesに話しかけられて、Stellaにそっぽ向いてた。その時だよ…
「シュケッ!」ってもの凄い力んだ声が聞こえた。誰が言ったのかは振り向かなくてもわかった。Stella。初めてだったんよ、ウチの子に声に出して名前呼ばれたの。シュケだってさ、おれ。コがどっかいっちゃってるよ。wでもメチャクチャ嬉しかった。Stellaが自分の持ってる数少ない音をスペルを思い出しながらなんとか組み合わせて、ノドに思いっきり力こめて、振り絞るように呼んでくれた。。。ジーン。 思わずStellaんとこギュッて抱きしめちゃった。メチャクチャ愛おしく感じた。そのまんま涙と鼻水ダラダラだよ。他の子には聞こえない、おれとStellaとの間だけの秘密の呼び名。
もしかしたら父さんはおれが断ってても、なんとかしてたかもしんない。でもそんなこともうどうでもイイやって思っちゃった。俺がお金貸して、これからもウチの子たちと一緒にいれるようになった。もう結果オーライでいいや。来年帰ってからいくらでも非難ボーボー浴びようって思う。
まぁさすがに次にまた頼まれたら拒否るよ。もうあの凹み感は勘弁。とうとうおれにもディプレッションが来たか!って思っちゃったもん。ただ無責任にはしない。軽はずみでやったことでも、その責任はちゃんととる。まだまだ10ヶ月近く一緒にいられるなら、ケニア中のどんなボンボン小僧も経験できないスペシャルなコトたくさん経験させてあげようと思う。
作戦その一、ケニアへ花火の密輸。火薬ってたぶん持ち込みヤバイよね??バレたら没収されるだけじゃ済まないかな・・・?まぁとりあえず実行してみます。協力者は日本の父さん。もしコレが危ない橋だったら親不孝してゴメンナサイ。。。
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2006年11月 1日 (水)
キャラが違う??
この前1週間半くらい電気と水道が止まってたことがあった。ケータイ持ってる人は電池が切れて使えなくなって、のどが渇いても水が飲めないって感じだった。たまにウチの父さんが町からその場しのぎの水を買ってきたけど、そんなん子供たちには不十分で、日に日にみんな疲れたような顔になっていった。おれもホントにヤバかった。水って大事なんだよ~。
ある事件が起きた。近所の家の赤ちゃんがひどい病気になって息がほとんど止まりかけていたことがあった。お父さんは仕事で外出中。お母さんはパニックになって、ガラガラの声で泣き叫んでた。
結論から言うとこの赤ちゃんは無事に元気になった。この子を助けるために一番頑張ったのは子供たちだったんよ。誰もケータイが使えない、1台しかない車も外出中、もうダメだな…ってみんな思ってた。
そんな時に子供たちが一斉に走り出して、1台の緑色をした大きなバスを止めた。おれはよっしゃ!って思ったんだけど、なんか他の先生の様子がおかしかった。両手で口を覆って愕然とした表情になってる人や、突然地面に伏せたり、木の陰に隠れたりする人。サッパリ意味がわからなかった。ただそのバスは赤ちゃんとそのお母さんを乗せて走って行った。
あとでCharlesから先生たちが慌てた理由を聞いてビックリもいいとこだよ。子供たちが止めたのは軍隊の演習帰りのバス。ケニアの法律で何があっても軍の車を一般人が止めちゃいけないことになってる。そんで、軍には止めに来た人を射殺することが認められてるんだって。。。
今回は軍の人たちが冷静に判断して、誰も銃をかまえなかったけど、それはあくまでもたまたまであって、生徒たちはろくでもないことをやらかしたんだって言われた。ここまでは冷静に聞いてられたんだけど、次からが納得できなかった。バスを止めた子供たちは明日教頭から厳しく罰せられるって言われた。コッチでの罰するってのは簡単に言えば体罰のこと。木の棒で殴られる。ちなみにコレもケニアでは合法。
おれのよくコト知ってる人ならわかると思うけど、おれってスゴく偏った人間。自分が興味ある人には気使ったり、優しかったりするのに、興味ない人に対しては完全に無関心な人間。何があっても「あぁ~そぉ~」で終わらせる。今回バスを止めた生徒たちの中におれの生徒がいた。Agnesもいた。冗談じゃない。ウチの子たちが殴られる!?そんなん理由に関係なくムカッとくるのがおれ。
日本にいた時のおれならそのままブスッとして、ふてくされるだけで終わってそうでしょ?w おれコッチに来てちょっとイメチェンかも。そのあと、思いっきりCharlesにくってかかったんだよ…なにやってんだかね↓
手話でモノ凄い口論。遠くにいた生徒が、おれとCharlesが取っ組み合いのケンカしてると思って止めにきたくらい。今になって冷静に考えれば、確かにほぼ取っ組み合いのケンカだったなって思う。
なんでかっていうと。。。
相手が納得のいかないこと言ってたら、それ以上話せないように両腕抑えちゃんよ。w それを振り払ったり、逆に抑えたり。。。そんなこと気が付いたら2時間近くやってた。2人ともお腹が空いたから終了。
でも未だに納得いってないんだよね。あの赤ちゃんの調子がかなりヤバイってことを何人かの先生は知ってたんだよ。本人たちだけじゃどうにも出来ないってことも。なのに誰も様子を見に行かなくて、取り返しがつかなくなって。。。それでなんでその先生が生徒を殴るんよ??
次の日の朝礼でバスを止めた子供たちはみんな殴られた。ムカッときたから、そのあとに生徒たちに「みんな罰を受けたんだから、あとは自分のやったこと誇りに思っていいよ。赤ちゃんの命救ったヒーローじゃん!」って、上に書いたおれが納得いかなかったことも全部言った。
そのあと教頭にかなりの勢いで英語で何か言われたけど、聞く気のないところに日本語以外で言われたってわかんないよ。w コレがケニアの教育の仕方なのかもしれないけど、イヤなものはイヤ! 今はケニアのスタイルに合わせる気がない。ガイジンならガイジンらしくとことん違うトコ見せてやろうって思ってる。
コッチに来る前に日本で何回か「郷に入っては郷に従えだよ」って言われたことがある。あと半月くらいで滞在日数が100日になるんだけど、そんくらい外国にいるうちにこの言葉がうさん臭く思えてきた。今じゃ完全に「郷に入っては郷に従え」ってなんちゃって国際家のバイブルじゃないの?って思ってるくらいだし。w おかげで、たまに大ブーイングを子供たちから受けるけどね↓
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