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2006年10月31日 (火)

鬼ごっこ

父さんから逃げる日々。。。ってホストファミリーの父さんのコト。やっぱ学校を経営してるってだけのコトはあって、言うコトがでかい。やろうとしてることもでかい。そしてJAICAのメンバーでもあって、かなりの日本びいき。

前の写真館でも少し書いたけど、今はこの学校の建てかえを計画中。少しずつ改装したり、増築したりしてるんだけど、なかなか本校舎には手が出ない。理由はスゴくシンプル。お金がないから。そこでいろんなコミュニティや先進国の大使館をまわって補助金をお願いしてる。けど、やっぱ金額が金額なだけになかなかOKがもらえてないみたい。

そして、父さんが最も期待を寄せてるのが日本大使館。そんなタイミングで日本人がホームステイに来りゃ、そりゃ捕まるわな。もう何回あそこへ連れて行かれたかわからない。警備員には顔も覚えられ、最近では荷物検査もなくなり、「番号さえわかればパスポートも持ってこなくていいよ」と言われる始末。いわゆる顔パスです。w

一番イヤなのは交渉。さすがお金にはうるさい日本。何度交渉しても全く進展しない。資料が大雑把過ぎると言われ、現時点で予想可能な範囲すべての数値を細かく書いて持って行けば、視察が必要になりますが、今は他のプロジェクトの視察や準備でそちらにすぐには行けませんと言われ、いくつか学校の写真を下さいと言われて持って行けば、今年度中の予算からはもう下ろせませんと言われ、それでもへこたれず来年すぐ動けるように色々と計画を立てに通ってる。

交渉中おれは眠くて仕方がない。その前日がハードすぎる!なんで父さんはいつも直前まで何も言ってくれないのさ。基本的な資料は父さんの美人じゃない秘書が作ってた。毎日コツコツと。ところがその美人じゃない秘書によれば、おれが来てからそれが少し変わったらしい。日本人を説得するには日本人が作ったほうがいいだろうってことで、秘書がかき集めた情報を全部おれにまとめさせる。そして、それをいつも交渉の前日とかになるまでおれに言ってこない。完全に夜更かしだよ。23回徹夜もあったよ。そして、その度にせっかく立てた授業の計画が台無しになる。そんなん毎回付き合ってられるか!って思い始めた。

最近のおれと父さんの関係トムとジェリーみたいになってきた。捕まりそうな気配感じると、顔も合わさず学校へ直行。学校まで追いかけて来るとCharlesの部屋へ、そこにも来そうになると、トイレに篭城。この逃亡、すべてタイミングが命。そんで今日はミスっちゃったんだよなぁ…捕まった。午後にWilliamから他の授業の教え方を教えてもらう予定だったのにチャラに。。。 今回のはたいした資料じゃなくてよかった。しかもあて先は日本大使館じゃなかった。

ふぅ~。

明日も普通に学校に行けそうだ。

Dscf1652 Fridahでぇ~す。

コイツが可愛くてしかたないんだ!

かなりの食いしん坊。

この前なんか食べ過ぎてゲロッてたし。w

将来は絶対にものすんげぇ美人になる!…食いしん坊さえ直ればね。w

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なんちゃって写真館

Dscf0749 ここが今おれがいる所、マサイランド。

空が高い、高い。

Dscf0838コレが今おれが働いてる学校。

なんつーかヨボヨボ。

建てかえ計画中。

Dscf0022_1 William 22歳です。

おれの同僚&師匠。

アメリカの大学に進学するための準備で大忙し。

ケニアで一番の親友。

Dscf0029 Charles 女装中のオッサンです。

おれの同僚&師匠。

超頑固者。

おれの目標。

Dscf0063 みんなで劇をやったとき。

手話を知らなくても伝わったほどの表現力。

Dscf0853 教室で。

Charlesと生徒たち。

Dscf1148 AnnとRuffi。

Annはマサイの女の子。

Ruffiはダンスをさせると女の子からレディにかわるよ!

Dscf0790 Peter。

おれの弟!

コイツはマジ最高!来年日本に拉致るし。w

Dscf1393 女子寮に潜入。他の先生にバレたらおれクビです。

写真はAgnes 16歳。おれにマサイのアクセサリーをプレゼントしてくれた。

おれの彼女。w

ちなみにこの子は健常者です。

Best_friend2 Agnesにベタ惚れぇ~。w

毎日一緒に登下校してました。

そんなAgnesとも今日でお別れ。

今日クラス8の子達がこの学校を卒業していった。

なんか寂しいな。いつもおれが一人で歩いてると後ろから「待って!」って声かけてきたのに。明日からは一人で登校だ。

そこで、お調子者のおれはやっちまった。。。

約束しちゃった。次に逢ったときは英語じゃなくてスワヒリ語で話そう!って。言っちゃったんだよなぁ~。

どうしよう。。。_| ̄|○

Agnesもマサイだから実家ココから近いんだよな。場所知ってるんだけど、普通に週末に来れるくらい近い。

あぁ~困った。

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2006年10月30日 (月)

狂ってきた。。。

おれの人生。

ケニアに着いた日から毎日欠かさず日記を書いてきた。将来の自分を笑かしたり、イヤミを言いたいがために・・・過去の自分に対してはホントうんざり。特に去年ケニア行きを決めた時の自分に対しては恨んでも恨みきれないくらい。

今日はウチの子たちの天敵について。。。

コレはここに来て2週間くらいたってから気が付いたこと。朝8時から学校が始まって、だいたい午後3時くらいに終わる。そんで、夕食の後7時から9時まで夜の補修がある。当初おれはコレには参加してなかった。理由は一つ、コレに参加すると補修が終わるまで先生は夕食をとれず、しかも冷めたもんしか食べれないって聞いたから。w

ある日Williamからちょっと顔出してみないかって誘われた。まぁ1日くらいイイかって思って参加。けっこう良かった。Williamの付きっ切り手話レッスン。その日はアッ!という間に2時間が終わった。ウチの子たちの天敵を知ったのはその日の帰り道。この学校には外灯がない。校舎から寮までの数分間は完全に闇、やみ、ヤミ!隣にいる人もイマイチ見えないくらい。健常者の子たちは楽しそうにおしゃべりしながら帰宅。ウチの子たちはどうしてるんだろう?って思った。寮の前の外灯のところまで来てようやく判明!ウチの子たちは全員2,3人くらいずつ肩を組んでた。そうなんよ、ウチの子たちの天敵は月明かりがない日の夜。

何も見えないってコトは、あの子たちにとっては何も伝えられないってコト。友達がドコにいるのかもわからない。ホントはすぐそばにはたくさんいるのに、あの子たちにとっては一人ぼっちも同然。だからお互いの肩を抱きかかえながら歩く。それ以外に友達の存在を確かめる方法がないんだ。

今すごく地球が嫌い。なに毎日毎日クルクル回ってるんだよ!?ケニア昼間んトコでたまには止まれ!って思う。ケニアの人たちのゴミに対する感覚ほとんど皆無。ところかまわずポイポイ捨てる。環境破壊のリードオフマン。w汚い国だよホント。自分がケニアに生まれなくてホントに良かったって思うもん。そんな国だからポイ捨てしても何も言われない。。。ってワケで、開始。地球に攻撃開始。おれもウチの子たちと一緒になってポイ捨て開始。地球の自転を止めるための小さな努力。そう、いつかタ○シ君に言われた。おれは地球に厳しいオトコ。w

今では毎晩レッスンに行ってる。一番自分の勉強に集中できる時間。この学校に来て2ヶ月弱。日に日にウチの子たちのことが好きになってく。四六時中って言葉がピッタリなくらいいつも一緒にいる。土日は働かなくてもいいんだけど、あの子たちと一緒にいたいから学校に行ってる。スケジュール自体は毎日同じことの繰り返し。まんねりってヤツ?でもあの子たちは毎日新しい発見をくれる。だから日々の新鮮さは初めてケニアに来た日から少しも変わってない。むしろ日々ピチピチになってく。サインを一つ覚えることは、一歩あの子たちに近づくこと。だから早く抱きつけるとこまで近づけるように、毎日全力疾走。

今は毎晩ウチの子たちと肩を組んで帰ることが1日の楽しみの一つ。

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開通です。↑↑

たぶん前にも少し書いてたんだろうけど、今日から家で落ち着いて書けるからちゃんと近況報告。

今住んでるところは首都ナイロビから車で1時間半くらいの小さな町キセリアン。初めてこの町に来たとき鳥肌が立った。おれこの地を知ってた。前に見たことがあった。8月12日、飛行機の窓から最初に見たケニアの景色がココ。見渡す限りの草原。目に見える範囲すべて、見えないところまでもマサイの土地。マサイランド。そこにある小さな学校で毎日、1週間のうち7日間働いてる。w

この学校には健常者の子供と、聴覚障害(今度からdeafね)、精神障害、身体障害を持った子供がいる。全寮制の学校。おれはdeafのクラスの担当に。。。えっ!?て思うでしょう??てか始めは手話を覚えるなんてムリ!って決めこんでた。初めて教室に入った日、1日中何もわからなかった。完全な静寂の授業。たまに聞こえてくる生徒たちの奇声。2日目、3日目とあの子たちを観察していくうちに色んな発見があった。

1番始めに気が付いたコト、今でも一番印象的なコト、deafと健常者のとの間には確かに変えようのない違いがある。音が聞こえるか聞こえないか。でも、それは単なる違いであって、差じゃないんだなって思った。おれとあの子たちと肌の色の違いみたいなもの。差じゃなかった。あの時はまだウチの子たちの手話がわからなかった。でも目で見ててわかった。そこには会話があって、言葉が行き交ってた。ウチらは音に言葉をのせてる、あの子たちは手話に言葉をのせてる。毎日すごく楽しそうに暮らしてる。笑って、泣いて、怒って、ケンカして。

前に書いた通り、始めおれは手話に対してすごく消極的だった。それを超!積極的っていうか、攻撃的にまで変えてくれたのはウチの子たち。おれが退屈そうに教室の隅に座ってたとき、みんながコソコソ話。そして突然手話のレッスン開始。そのあとすぐテスト。間違えると露骨に不機嫌な顔に、正解するとキャッキャッ言って喜ぶ。そうやって最初は少しずつ手話を覚えていった。

異変が起きたのはココに来てから1週間くらいたってから。ほんの一瞬だけど、ウチの子たちの会話がわかった。それまで何もわからない、伝わらないだったのが、ちょっとだけ変わった瞬間。たぶんそれがキッカケだったと思う。特に何も考えもしないで一瞬で「もっとウチの子たちのコトをしりたい」って思った。その日から毎晩指でスペリングの練習。サインがわからなくても、指でスペルを表せば伝わるからね。教わったサインは忘れる前にノートに書き留める。コレは未だに毎日やってる。

ケニアには2種類の手話がある。英文法のA・S・L(American Sign Language)ともともとケニアにあるK・S・L(Kenyan Sign Language)。おれはASLから始めた。それはケニアの教育法で、スワヒリ語の授業以外は英語で行わなきゃいけないから。いつもおれにたくさんの手話を教えてくれる頼もしい師匠が2人。CharlesとWilliam。2人はこの学校のdeafクラス担当の先生。二人ともdeaf。毎日これでもかってくらい二人と会話した。

今、ASLでなら普通に会話が出来るようになった。ASLの知識なら子供たちよりも多くなって、算数と美術、体育の授業を受け持ってる。ASLをマスターしたらウチの子たちと普通に会話できるようになると思ってた。。。勘違いもいいとこだった。ASLはあの子たちにとっては外国語でしかなくて、あの子たちは普段KSLで会話してる。

先に書いたとおり今は1週間7日間毎日あの子たちと一緒にいる。一緒にいればいるほど、もっと知りたい、もっと一緒に笑いたい、思いっきりケンカしたいwって思う。今は少しずつだけどKSLの勉強を開始。コイツがまた厄介者で。。。スワヒリ語とも文法が違うんよ。そんで、クラス1よりしたのチビたちなんか完全にオリジナルのサイン使うし。サッパリわからん。しょっちゅう「なんでわかんないの!?」みたいな感じでぶたれるもん。

一体いつディプレッションが来るんだろう。なんか最近はいつ来てもいいやって感じ。そんなんにかまってる暇ないもん。来たってムシして手話の勉強続けて、毎日ウチの子たちと遊ぶこと考えるだけだ。

ってこんな感じ。まだまだ書き足りないことがたくさん。追々ね。

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